奈良市のジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。
最近ジュニア世代のトレーニングについて当クラブでは
オリジナルの動作ルールをお伝えしております。
走る、速く動くにはある一定のルールがあります。
このルールを動作ルールといいます。このルールを覚えることで
脚は速くなり、動きも速くなります。
当クラブでは小学1年生~大学生までの競技スポーツの選手がこれらています。
その中で一貫して覚えて頂くのは、ルールになります。
速く走る為にとりあえず走る、ミニハードルをする、坂道ダッシュをする、
縄跳びをする、全部正解なのですが、そのメニューをおこなうときに
動作ルールから逸脱していないかどうかが問題になります。
動作のルールから逸脱しているとなかなか速く動くことは出来ません。
では、このルールとはどんなことになるのか、
当クラブに来られているお子様で一番多いのは
①走る時に膝が下を向いて走る
②腕はほとんど前にしか振れていない
③足先が外側を向いている
このような走り方をされるお子様が多いのです。
この動作でミニハードルをサッカーなどのスクールでおこなっても
速く走ることは難しい。
速く走る選手には一定にルールが存在します。
これは欧米では走る専門のトレーナーがいるくらい専門的な分野になります。
確かに競技の球技系スポーツと陸上は少しフォームが違います、これは
陸上の場合、基本止まる必要がありません。
また、まっすぐに走ることが前提。
タータンというグラウンドで走る。
このように走る為の整備が出来ている状況で走るために腕の振りや脚の使い方が
少し違います。
しかし、基本的な動作ルールは同じです。
今日は基本的な競技の球技系での動きをベースにしております。
速く動くときに注意するポイントは
①体幹の姿勢
②膝の位置
③足首の位置と背屈
④腕の振る位置
この4つが重要になります。
特に②③が特に重要になります。
走るときや動きだすときには、動作のルールがあります。
進行方向と反対側を押す。
方向転換するときにも反対側の股関節を動かす。
この動作ルールをどのような場面でも行えるかがポイントになります。
①走る時の足位置
写真①では走るときのフォームです。前方に進む際には、かならず反対側後方を
押す必要があります。
このように地面を押す時に、斜め下方を押すことが出来ないと実際は速くは動けないのです。
その為に脛骨の角度がとても重要になり足首の背屈角度が重要になります。
②腕の位置
走るときに次に重要になるのが腕の位置です。
腕特に肘です。肘の方向で走るときに体重を前方に傾けて地面を押す
スタンバイが完成していきます。
肘が写真②のように肩の高さまであげる意識が必要です。
この肘の動きが走るとき、様々なシーンでとても大切になります。
動作のルールを覚えることで誰でも速く走ることは現在スポーツのトレーニングでは
可能であります。しかしこの動作を覚えるには、一定のルールを習得することが大切です。
速く走る為のルールを当クラブではレッスンしております。
今日ご紹介したのは一部ですが脚の動かし方なども覚えることで
速く走ることが可能になります。
トレーナー兼コーチ野島