奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
今日はトレーニングにおける特に筋トレについてです。
最近筋トレについて色々ご質問をうけます。特に筋トレの方法やメニューについてです。
メニューを沢山覚えることは悪いことではないのですが、
基本的に筋トレの動作の方法は4つに分類されます。
プッシュ
ロー
プル
プレスといった4種類に。
なります。基本この4つしかありません。
では、この4つを正しくイメージすることで1つのメニュー構成から
様々なトレーニングに波及します、その為トレーニングは1つの基本的なメニューを正しく習得することで
ほとんどのメニューに応用することになります。
ジムで沢山メニューをする、でも筋力がつかない方は1つ1つのメニューが正しいフォームで行なえていない可能性が
高いことが多いのです。
例えば上半身を強化したい、下半身が強化したい、など筋トレでの要素が様々ですが
今日は上半身にスポットをあてます。
例えば、背筋、肩に筋力アップ。このときイメージで必要になるのは
どの筋肉をまずイメージするかです。特に男性よりも女性の場合上半身系のメニューを苦手とされる
方もすくなくありません。しかし、上半身を腕だけと肩だけとかの単体の筋肉で動かすのではなく
出来れば連動した動作で動かしていきたいです。
特に上半身の肩、腕、背部のトレーニングは単体でのトレーニングよりも
全体的なイメージでのトレーニングが筋トレには大きな効果があると思います。
先ほどもお伝えしたプル、ローとは
低い位置での引く動作はロー、高い所からの引く動作をプルといいます、
どちらも同じような動作ですが、どちらも意識するポイントがあるので
きちんとフォームを意識することが必要です。
①ワンアームでのロートレーニング
写真①はよくジムでもおこなっている方がいる片手で行うローのトレーニング。
低い位置から引きます。しかし、このトレーニングでは引くと同時に上腕二頭筋への
意識が高くなる傾向があります。これは引くというよりも肘を曲げるという意識が高いと
実際には腕への刺激が強くなります。
このトレーニングで重要になるのは右ではなく左側になります。
左側の手、膝がベンチを押さえています。しかし、この左側の意識が低いと身体の回旋で大きく右に倒れる形で
このローを行うことになります。その結果引くというよりも曲げる動作で重りをあげることになります。
あくまでも、右側の背筋で重りを引くには、左側の意識が重要になり、背部は傾かないように意識することが大切です。
このメニューではアンチローションという身体が回旋するのを抑えることができることで
体幹の意識を高めてトレーニングを行なうことができる素晴らしいメニューです。
このようにフォームで意識するポイントを抑えることが筋トレでの効果を高めるのですが
片手で行うメニューや両手で行うメニューでもしっかりとアンチローテションなどの
体幹のアプロ―チを行うことで、より筋トレでの意識が高まります。
先ほどの①でも右に傾くのを止めるアンチローションの意識が高くなることで
より他の背筋系のトレーニングでも筋力アップにつながります。
上半身では背部、胸部、腹部、肩、上腕とおおよそ、このパーツに分かれていますが、
全てのメニューにおいて胸椎の伸展を行う意識は必要になります。
今日はローのご紹介でしたが、
来週もメニュー別に意識するポイントをお伝えしていきたいと思います。
筋トレでは出来るだけフォームを正しく習得する重さでまずは行いましょう。
重たいのがいいのではなく、正しいフォームで出来る重さで筋肉に効かせることが大切です。
筋トレでダイエット効果を高めたい方はまずはフォームを正しく出来る、
姿勢を意識しましょう。
トレーナー兼コーチ野島