奈良市パーソナルトレーニングジム、ジュニアトレーニングクラブのasukaトレーニングクラブ。
毎週ラグビーでの試合が日本代表戦が行われていきます。
9月から始まるW杯フランス大会にむけて。
日本代表には是非、頑張ってほしいです。
今日はそんなラグビーでの速く走る方法についてです。
ラグビーではボールを前方に投げれないというルールがある為に、
ボールキャリアになるまではスピードのコントロールが必要です。
ボールをもらう時にトップスピードに入る。
このボールをもらう時にトップスピードにならないと前方にスムーズに進むことが
難しくなります。
では、ラグビーに求められるスピードはおおよそですが5m~30m程度の距離です。
これが小学生なら2,3m~10mくらいになります。
これはグラウンドの大きさの問題があるためになります。
では今回は小学生、中学生をターゲットにしてスピードアップについて効果的に
トレーニング方法をご紹介していきたいと思います。
ラグビーでトップスピードに入る為には0~2,3mまでに速度を急激に
あげることが必要です。特にBKの場合はボールをもらって走り出すまでに相手との距離スペースは
通常に攻撃ではそれほど距離はありません。10m以内になります。
その中でトップスピードになるには、まず
①踵をついて走りださない
②上半身の前傾姿勢
③脚がある程度あがる必要ある
④地面を1m、2m以内に急速に回転数をあげる
⑤地面を足裏で押す意識が必要(小指球側が特に)
この①~⑤を出来るだけ行う必要があります。
①②はそれほど難しくはないのですが、
④⑤についてはかなり普段の練習だけでなく、自分でトレーニングを
行なう必要性を感じます。
地面をしっかりと小指球を意識して足裏で押すには、
地面に足裏が着く前に予備動作が必要になります。この予備動作が出来ることで
地面に足裏が着いた時に地面と足裏の接地時間を短くすることが出来ます。
では、どのようなトレーニングを行なうことが有効になるのか。
まず、地面を足裏で押すにも踵を挙げて一度足裏全体で押す練習をしましょう。
①②
写真①から②の動作を行ないます。この時、一瞬ですが地面から足が浮きます。
この浮いてから地面につく速度をあげます。
これをまずは両足でおこないましょう。
この動作を行うには上半身の腕の振りの速さも必要です。
次に、これを片足で行います。
③ ④ ⑤
写真③では①から片足で地面を押しています。この時母指球に意識がいちがちですが、
小指球に意識をおきます。母指球側に意識があると、膝が内側に倒れる可能性があります。
小指球をしっかり意識することで地面を股関節で押す感覚をつかめます。
④⑤は少し片足で支えられないお子様などは④から⑤でも大丈夫です。
この一度身体を伸展した状態から地面を速く押しながら止まる。このしっかりと止まることで
足裏が地面につくまでの速度をあげることができます。
ラグビーでは、特に小学生・中学生では、練習を正しく行うことでみんな
速く走れるようになります。
是非、地面を速く押す意識をもってトレーニングしてみましょう。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島