奈良市パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は柔道です。
柔道は最近では1本をとる為に様々なルール改正などが行われ
とてもスピードと技のスキルが世界的にレベルアップしていると感じています。
その中で、今日は立ち技で1本をとる為の身体の使い方についてです。
柔道では投げ技では重要になるのは、自分が相手を崩した所で
投げに入る、しかし、最近では簡単に崩すことは容易ではないことも
世界大会ではあります。
その為、速度がとても重要になります。これは投げるまでの速度、投げる時の
速度、自分の動く速度が関係します。
柔道では動く距離は1m以内でしょう。
その中でいかに速く瞬発的に動いて、移動していくか。
これが出来ることで柔道で自分の技をかけることができる大きな要因となります。
まず、特に強化してほしいのが、動きの種類を知りましょう。
動きとは
①上下の動き
②左右の動き
③前後の動き
この3つの方向での動きがどれだけ意識できるかが重要です。
特に、この動く時には身体の股関節で地面を支えて自分の身体を動かしつづけることが。
股関節には大きな速度を出すパワー発揮する能力があります。
この股関節の動きを意識します。
①②股関節のトレーニング風景
写真①②は股関節の曲げる速度をあげるトレーニングです。
この時重要になるにはあくまでも地面を押す速度です。
①→②になるときに出来るだけ速く股関節を曲げます。
速く曲げるには一瞬脱力することが必要です。この脱力を行ないそして瞬時に
地面を速く押すことで強い力が地面から身体に伝達されます。
地面には不思議な力があり、速く強い力で押すことで同じ速さで身体にその力はかえってきます。
その為、柔道でも同じっことが言えます。
技に入る時、技に入る前の動作などの瞬発力をあげることで強いエネルギーが発揮され
自分の技をよりかけやすくなります。
柔道では各階級がありますが、どの階級でもこの技に入るときの速度は重要になります。
特に、一瞬で技に入るまでの瞬発力が向上することでより技のきれはよくなります。
小中学生では、特にこの速く動くトレーニングを特にお薦めしたいです。
スクワットでもあがる速度よりも下ろすときの速度を。
下ろすときに速く動けることで地面から大きな力をもらえることになります。
また、股関節を意識することも大切です。特に腰をあまり丸めすぎると技の入る時の速度を
脚でとめることになります。しかし、脚では高速での動きを止めることは難しく、股関節を
使って動くことが大切です。
股関節をしっかりと意識して動けることでより速く、より強く地面を押すことが可能になります。
是非、速く瞬発力をあげてみませんか。今までもよりもより技に入るまでの
速度が向上します。
柔道では当クラブから全国大会、インターハイ出場選手も輩出しております。
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トレーナー兼コーチ野島