奈良市ゴルフパーソナルトレーニングのasukaトレーニングクラブです。
冬本番ゴルフでのレッスンも最近少しづつ増えてきております。
ゴルフで大切な身体の使い方をマンツーマンでレッスンしております。
今日は股関節のヒンジ動作についてです。
ゴルフのトレーニングを2年前から本格的に行い好評です。
色々なお悩みを聞かせて頂いておりますが、やはり一番多いのが
打ちっぱなしではいいスイングができるけどラウンドに回るとそうではないとおうご意見です。
これは大きく問題が2つあります。
まず、ラウンドでは自分一人ではない為、スイングするときも時間などを気にしたり
一緒に回る方との視線など色々なメンタル的な部分があります。
またグリーンは打ちっぱなしのような平坦な所ではない為、自分のスイングをどうしても
見失い、一度見失うとそのままずるずる行く可能性があります。
これではなかなか思うようなスイングを行うことが出来ません。
これを解消していくにはメンタル的な部分も含めてですが、どのようなグリーンの場所では
いつもと同じスイングを行うことが必要です。
それが、股関節のヒンジ動作と足裏の感覚を鍛えることが大切です。
①股関節のヒンジ動作
股関節のヒンジ動作とは?
写真①の右股関節を見て頂きたく思います。後方に下がっているにがわかります、逆に左膝は少し前方に
出ているのが。これは股関節を内旋していくとこのように後方に回旋しながら移動していきます。
そして最終のポイントまでくることでその後胸椎の回旋動作が最終ポイントまで移動していきます。
この実質的な動作を本来は行う必要があります。しかし、これが不安定な所で行うとどうしても
股関節のヒンジ動作が中途半端で終わるケースが多く胸椎の回旋も不十分なままスイングを行うことに。
これは地面を押す感覚ととても密接な関係性があります。
地面を押すときに足裏のどの部分に意識を置くか。
②チューブでの意識トレーニング
負荷がかからない場合では足裏を意識することはとても難しく、
逆に足裏をほとんど感じることなくスイングを行っている方が少なくありません。
しかし、写真②や写真③のように負荷をかけていくと足裏の感覚が少し意識出来るようになります。
③サイドランジ動作
これは負荷が身体にかかることでより床からの反力をもらうことができる為、
足裏の感覚が変化します。
特に足裏の小指球を言われる部分を意識して踏ん張ることを心掛けます。
この小指球を意識することで、股関節のヒンジ動作がスムーズになります。
しかし、この小指球を意識しないとグリーンでは平坦な所ばかりではない為、どうしても
踏ん張りがきかない状態でスイング動作に入ります。
この小指球への意識は写真②③のような負荷をかけた状態で行うことで意識づけを行うことが出来ます。
④小指球への意識
写真④でも小指球側を意識することで、股関節での力発揮を行うことが可能となります。
しかし、これが抜けている状態でのスイングはどうしても太もも前面に力が入り
スイング時に股関節のヒンジが不十分になりしっかりと股関節を動かすことが出来にくくなります。
是非、足裏、ヒンジトレーニングをセットでおこなってみてください。
スイングの安定感が変わります!!
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トレーナー兼コーチ 野島