奈良市ジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミーです。
今日はサッカーでのコンタクトプレーに負けない身体の使い方のトレーニングです。
サッカーでは小学生6年生くらいになると、すこしづつコンタクトプレーが
増えていきます。中学生になると更にコンタクトプレーは多くなります。
しかし、ここで問題は体格差がある場合、コンタクトを直接行うと当然、身体が大きい選手が
有利になります。しかし、それを逆転する方法もあります。
サッカーのコンタクトプレーは必ず多い選手が有利になるとは限らないのです。
それは現在の世界のサッカーシーンでも実証済みです。ではどのようにすれば
コンタクトプレーで強く、また相手より速く動けるのか。
まず重要になるのは身体の向きです。
コンタクトしている時にもそうですが、特にコンタクトしている際に自分の力の方向を相手と
同じ方向から押すような動作ではなく、
半身の状態から押す、又は交わすような姿勢を心掛ける必要があります。
①コンタクト時の姿勢
写真①ではコンタクトの時に身体が相手とは向きが違っています。
出来るだけ同じ向きにならないことです。そして自分が半身の姿勢でいることです。
そうすることで、相手の力をまともに受けることがなくなります。
これはその後相手の動きを封じこめるためにも重要な動作ですね。
日本代表の選手でもがこのような動作をおこなっていますね。
その為には動く時に腕から動く、脚から動くというよりも体幹軸から動く意識が必要になります。
②③ 半身の動作
半身になる時には自分の腕から動かすのではなく、体幹軸でうごかします。
それが結果的にコンタクトプレーでも相手の力をうまく流しながら自分の動作に入ることが
必要になります。
特にこのような動作を行うには軸で身体を動かすトレーニングは中学生や高校生には必要な
トレーニングです。当クラブでも小学生の高学年生からが軸で動くトレーニングをおこなっています。
④⑤⑥軸を意識した移動の回転方法
写真にあるように軸をつくりその軸を自分が回転するトレーニングを行います。
そうすることでコンタクトにプレーの際に相手の軸を少しづらしながらコンタクトすることが出来ます。
自分の軸を維持して相手の軸を崩しにいきます。
そうすることで体格差を感じないコンタクトプレーが可能になります。
コンタクトプレーではこのように軸を崩すことが出来れば相手よりも強くまた速く動くことが可能になります。
小学生でも最近ではコンタクトプレーが少しづつ激しくなってきています。
しかし、まともに受けるのでは怪我のリスクが動くが遅くなります。
自分の軸を維持して相手の軸を崩すにはどの体勢に自分の姿勢をもっていくかが鍵になります。
是非、小学生からでも軸をつくるトレーニングはお薦めです。
トレーナー兼コーチ 野島
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