ダイエットトレーニング。姿勢を正しくすることで、太りにくい体質に変化します。
姿勢ってとても重要です。
姿勢は特に脊柱のアライメント、背筋の強度、臀筋の強度、そして体幹の強さが
姿勢を正しく維持することで生まれます。
しかし、逆に言えば姿勢が悪いとなかなか運動をおこなっても体重の変化や見た目が
大きく変化しません。
これは姿勢を維持する筋が本来はとても強い筋力を普段発揮している為、
姿勢が良い人は常に大きな背筋、体幹、臀筋を自分では知らないうちに活動的に
させているのです。
これが普段の日常生活で行うことでカロリー消費を大きくしている為
なかなか太りにくいのです。
姿勢を構成する筋として脊柱にある多裂筋、大殿筋、腹横筋、腸腰筋などの
筋群があります。しかし、これらは普段ではなかなか意識することが出来ず
ついつい身体を丸め猫背姿勢で生活してしまいます。
しかし、これでは身体の大きな筋群を使えなくしてしまいます。
①ランジ動作
写真①はランジ動作です。この写真での注目は姿勢にあります。
背筋~臀筋までの脊柱部分が一直線上にあります。
この姿勢を維持することで、ランジ動作での動きをよくすることになります。
これが逆に背中が丸くなって行うと自分の思う部位への刺激はほとんどなくなると
思われます。
これは腹部にあるインナーマッスルが活動的にならないと脊柱からの指令が正しく伝わらない為に
動き自体がエラーのかかった状態で行うことになります。
そうなるとこのランジ動作での重量をあげる、回数をおこなっても太もも前面だけといった偏った部位に
負荷がかかり、大きなエネルギーを出すことが出来にくくなります。
これが腹部にあるインナーマッスルがモーターコントロールと言われる所以でもあります。
身体のコントロールを行うのは腹部は背部にあるインナーマッスルになります。
そのインナーマッスルを活動的にさせるには、姿勢が正しい状態で維持できるかが
ポイントになります。
このモーターコントロールができることであらゆるトレーニングに対応できることになります。
②ヒップウォークでの姿勢
姿勢を正しく行うには姿勢を構成する筋を強化することになります。
呼吸筋の強化、iapと言われる腹腔内圧、そして背筋群、臀筋群になります。
これらを最初は分割して行いましょう。
写真②では殿筋への強化メニューです。しかし、この時も脊柱のアライメントは崩さずに
おこないましょう。
その為には背部への意識、腹部インナーマッスルの意識も必要です。
私どものスタジオではトレーニングのレッスンの際に必ず
この呼吸筋、iapの意識、背筋、臀筋の意識を毎回意識して頂いたおります。
いきなり、重たいマシーンを行う、激しいメニューを行うのは
長い目でダイエットトレーニング、筋トレを行うときに結果は伴わないのです。
以前クライントの方でトレーニングを何年もトレーニングをされている方が来られましたが、
結局は3年以上トレーニングを週2回行われていたそうですが、
姿勢が崩れて高重量を行っていたために、膝、肩、股関節に違和感や痛みを抱えて
おられました。
普段の姿勢もデスクワークでかなり猫背になっているそうです。
姿勢を改善してトレーニングレッスンを処方していくと、関節の痛みもなくなり
一時は高重量のトレーニングは出来ませんが結果的には私どものスタジオに来られたときよりも
高重量を行え、尚且つ痛みのない身体になりました。
これは運動の動作的にやはり姿勢が崩れての運動は効果をあげにくいことになります。
最初は自分の姿勢を維持する筋をすこしづつ強化することが結果、ダイエットでの効率をあげ、
自分の理想の体に導くことになると思います。
ダイエットでなかなか思い通りにいかないなどでお悩みの方、
運動があまり好きでないけど、どうすれば運動が出来るようになるかなどで
御悩みの方、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島