女性のボディメイキングトレーニング3週目・理想の身体にもっていくための基礎をつくる③!!

今日は女性のボディメイキングの3週目です。

理想の身体を作る為の基礎トレ③ 

前回、コアの部分を記載させて頂きました。

今日は脊柱のアライメントから四肢への力発揮についてです。

 

筋トレや運動を行う上で呼吸、コアが重要なことをお伝えさせて頂きました。

その中でこの次のステージが脊柱のアライメントについてです。

脊柱は大きく頚椎、胸椎、腰椎、仙椎からなります。

この連動性がとれてこそ運動を行う上で大きな力を発揮することができます。

ボディメイキングのトレーニングではどのトレーニングをするにもとても重要なポイントになります。

①脊柱のアライメントが崩れないでの縄跳び

写真①では縄跳びの姿勢です。

頭から足先が一直線上にあります。とてもきれいなフォームです。

この綺麗なフォームをつくるにはではどうすればいいのでしょうか。

これは、脊柱のアライメントが大切になります。

 

アライメント=整列のことを意味します。ここでは正常な位置で脊椎があるかということに

なります。

しかし、このアライメントが崩れていると写真①のような感じにはなりません。

まず頚椎、胸椎、腰椎で大切になるのは胸椎といってもいいでしょう。

胸椎は12個の椎体から構成されています。

ですので大きな可動性があり、大きな力があるといってもいいです。

②胸椎の伸展トレーニング

胸椎が伸展することは脊柱アライメントで大きな意味を呈します。

伸展を行えることで地面からの重力に抵抗することができます。

しかし、この部分の力発揮が弱いと所謂、猫背などになり大きな力を

発揮することが出来ません。

 

その為胸椎の可動性のトレーニングは今後の筋トレに大きな意味を持ちます。

写真②では足を地面から離れた状態で胸椎を伸展させてとまります。

20秒程度はキープしてほしいですね。

③④胸椎の回旋トレーニング

次に伸展が出来ると回旋になります。

胸椎は40度程度の回旋が可能なため、様々なトレーニング、運動でいかすことができます。

この時に回旋を促すには肋骨をしっかりと動かすイメージです。

肋骨には腹斜筋などが付着しこの部分が作動しないと現実には大きな可動性がなく

動かすことが出来ません。

写真③④ではこの回旋可動域を促すトレーニングになります。出来るだけ自分の股関節、膝関節を

動かさずに胸椎だけを分離して動かします。これが出来ることで胸椎のアライメントを正常に動かすことが

できるのです。

 

⑤⑥脊柱アライメントトレーニング

次に腰椎部分にアライメントトレーニングです。ここで重要になるのは

腰椎がマットから離れずに行えるかどうかになります。

この写真⑤→⓺に脚を伸ばしていきます。当然、脚を伸ばすと腰椎は伸展しようとします。

しかし、それでは立位での様々なトレーニングでも腰椎にアライメントが壊れた状態での

トレーニングになります。

腰椎が伸展しないように自分の腹部インナーマッスルで腰椎を安定させながら脚を

動かしていきます。

このトレーニングが可能になるには腰椎のアライメントをどれだけ意識できるかが鍵になります。

最後にキャットバックと言われるメニュー。

⑦キャットバック

このメニューでは骨盤→腰椎→胸椎→頚椎がうまく作動することで

身体が弓のようにしなります。しかし、これを可能にするには、正しい関節の動きが必要になります。

全体を弓のようにすることですべての椎体を連動させることになります。

 

この椎体の連動が出来ることで、様々なトレーニング、運動に適応できることになります。

⑦スクワット

例えばスクワット動作。写真⑦では胸椎の伸展が正しくおこなわれています。

腰椎もほぼ伸展可動範囲、骨盤も大きく後傾や前傾せずに行われています。

この状態で地面を押すことで脊柱からの力を地面、足裏に正確に押すことができるのです。

 

この脊柱アライメントが出来ることで、地面や負荷に対して最短での力発揮を

行うことになります。

是非、脊柱アライメントを強化してみませんか。

自分のトレーニング、運動が大きく変化しますよ。

https://asuka-sports.com/soushin/

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。