サッカー専門トレーニング、小中学生の速く走る方法、50mを6秒台で!!

今日はサッカーの専門トレーニングについてです。

小中学生では速く走ることは、競技の特性からも重要です。

特に50m走は現在でもサッカーでタイムをはかられる一つです。

では、この50mをいかに速く走るか、特に6秒台で走ることが出来れば中学生では

かなり速い方になります、小学生なら7秒台前半を目指します。

 

しかし、速く走ることが才能や素質と思われがちですが、そんなことはありません。

現在のトレーニング理論や身体のメカニズムが解析され、素質で走るのはほんの一部の

選手でそれも練習をしないと速さは失われます。

それほど、走る理論が確立されようとしています。

では、6秒台や7秒前半で走るには、どうすればいいのか。

 

これはムーブメントと言われる部分が重要になります。

ムーブメントとはいかに動きの動作をスムーズで神経系を伝達して

動かせることができるか。それも出来るだけ大きな動力をだして。

これがムーブメントになります。

要は体幹部分の力をうまく身体の四肢に伝えて大きな力で進むことができるか。

 

しかし、ほとんどの子供さんがこのムーブメントではない部分で動き始めます。

これでは、なかなか練習をしても速くなるのに、時間がかかります。

また、筋力に頼る走り方は小中学生ではその後のことを考えるとこれも

速さを停滞、又は遅くなることにつながります。

 

動作は手順があります。これが狂うと速く自分の身体が反応しなくなり、

又、動力源が体幹ではない部分で補おうとします。

ですので筋力はナチュラルな程度がいいのですが、無理に小中学生でつける必要性はありません。

それよりも伝達する速度や動作の動力を大きく使える身体の動作を覚えることが大切です。

 

身体には大きな可動性のある部分が4つあります。

まず肩、胸椎、股関節、足首。この4つは走る上ではとても重要です。

まず足首は走る時にほぼ90度で背屈することが重要です。また、踵を落とさないことが

とても重要です。

ミニハードルなどをその練習とも言えます。

足が速くなるには、地面を足裏で正しく押すことが大切です。しかし、

この足の関節が硬いと地面を押す際に少しの不安定な場所に対応できません。

 

そこで重要になるのが足裏のイメージです、足裏で支えているというイメージで

走るトレーニングが重要になります。

足首が正しい位置で地面を押すことができると必ず速く走ることが可能なのです。

しかし、ほとんどの子供さんはここでつまづいてしまいます。

①足首の角度

②足首の角度

③足首の角度

足首の角度は基本30~45度程度傾斜することが必要です。この角度がある程度あることで

地面を斜め後方に正しく押すことになるのです。これはほとんどの競技で共通することなのです。

 

この動作を行うにはコア、股股関節、胸椎などの角度が一致しないと出来ない動作になります。

走るには走るに最もふさわしい地面を押す位置があります。

まずは、その位置を正しく踏む足首をつかりましょう。ただ。この状態をつくるには

コアや股関節で地面を押す感覚も当然必要になります。

 

走るのはコツです。そのコツを覚えることで誰でも50mを6秒台で走ることは可能です。

サッカー選手は陸上選手とは違い最初のスタートが特に鍵になります。

この角度を陸上ではスタートブロックで行いますが、サッカーでは自分でつくる必要があります。

 

しっかりトレーニングすれば小学生低学年生でも脚はみるみるうちに速くなります。

 

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サッカー専門トレーナー野島

足が速くなりたい、50mを速く走りたいとお思いの親御様気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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