今日は健康づくりトレーニングについてです。
女性の方で足のむくみ、冷え性でお悩みの方少なくありません。これらは血流の障害と
筋肉量の低下などからおきてきます。
毎日靴下を何枚もはいて自宅で生活、寝ている方すくなくありません。
しかし、これではなかなか年齢を重ねるにつれて冷え性は改善出来ません。
足の下腿部は第2の心臓と言われています。
下腿部と言われる部分はそれほど大きなポンプ作用を行う所なのです。
下腿部は図1であるように踵の下がわから筋が付着しております。ですので踵を動かすような
トレーニングはその部分を伸張させるトレーニングがとても有効になります。
むくみや冷え性はからだの水分は下に固まり上にあがらないのです。またそのせいで血流も障害されます。
では、どのように改善するトレーニングを行うのか。
カーフレイズという下腿部を動かすだけのトレーニングがありますがこれはあまり効果的とはいえません。
下腿部だけでは血流を大きく促すことはできません。
図②
血流障害を改善するには、足裏とくに指の筋肉の活性化が重要です。
特に重要になるのが内在筋と言われる部分になります。この筋は足裏のアーチを
つくる筋で土踏まずを形成する筋でもあります。この筋が活性しないと現実には
下腿部の筋の活性にもつながらいのです。
足裏は常に毎日踏まれ続けています。年齢とともに足裏の筋が硬くなり
足の関節の可動性が悪くなるのです。そうすると足裏だけでなく、足首の可動性や
膝、股関節にも大きな影響をあたえます。足裏はそれほど大切な筋なのです。
ここの筋をまずは十分に動かしていきましょう。
お薦めは足のグーパー運動や足の縦、横アーチトレーニング。
図3
本来は足は横と縦のアーチがあります。
このアーチが本来は存在します。しかし、横のアーチが図3の右のような形で
生活している方がほとんどになります。そうすると足は内在筋と言われる
足裏の筋を使わなくなります。それは足裏の力が低下することになります。
その結果、足裏からの感覚や地面を正しく押すということが出来なくなり
運動を行ってもなかなか運動の成果がでにくいことになりかねません。
足裏の内在筋は短距離ランナーやサッカー、野球、ラグビー、バスケットボールなど球技
選手で速く走る選手はとても活性しています。それだけ身体の力を伝達する役目をしているのです。
この筋が低下することは普段の生活で下腿部の筋がなかなか動かないことにつながります。
また足裏が活性することで地面を押す力がつくと股関節周りの筋が更に強くなり
活性します。この股関節周りの筋が強くなることで血流をさらに促進することが出来ます。
それは大きな動脈が股関節に存在する為です。ですので股関節をストレッチすると身体が
暖かくなるのはそのせいです。
写真①
まずは足のアーチをつくるトレーニングをしましょう。写真①では足のアーチでも縦アーチになります。
このアーチトレーニングは他にも横や斜めなどがあり、これらのトレーニングをして歩行や
スクワットなどをしてみてください。足裏がとても暖かく全身が暖かくなります。
是非、足裏トレーニングを普段からおこないませんか。足のむくみ、冷え性を改善することにつながりますよ。
興味のある方は気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島