関節の正常な可動域を高めることが競技パフォーマンスの向上につながります!!

体幹トレーニングアドバイザーのノジこと

あすか鍼灸整骨院・asukaトレーニングクラブの

野島竜一です。高校の冬の大会もすこしづつ

終わりが近づいています。この時期からはスキル面よりも

メンタル的な部分の強さが必要にもなってきます。

試合に勝ちたいとおう気持ち、諦めないという気持ち

その気持ちをいかに強くもつことが出来るか。

よく番狂わせとかいいますよね。試合に番狂わせなんかないのです。

しっかりと練習した結果です。そんな簡単に番狂わせなんかは

おきません。勝つにはそれでけの準備とフィジカル・メンタル両面を強化

したからですね。そんなことを感じながら熱い戦いをみていました。

 

今日の内容は関節の可動域についてです。

関節の正常な可動域を高めることが 競技力向上につながります。

 

トレーニングをするときに例えば胸椎の可動範囲が

狭い選手にトレーニングをするときに強度の高い負荷をかけて

トレーニングしたさいにおきるのは小さい範囲でのトレーニングです。

しかしこれで本当に競技パフォーマンスはあがるのでしょうか。

それは疑問です。走る、投げる、などの競技に必要な動作で関節の

可動域を保てないのに強度をあげることは競技レベルの向上には決して

プラスにはなりません。例えば、サッカーでボールを蹴る際に股関節の

可動域が狭い選手が強いシュートを打つことができるでしょうか。

野球で投手で肩の関節、胸の関節の可動域が狭くて速い球を投げることが

できるでしょうか。陸上で走る際に足首の関節・股関節が硬くて速く

走ることができるでしょうか。まず難しいです。

関節の可動範囲が広いということは筋肉伸びる範囲も広がるということです。

 

伸ばされた筋肉は強い力で戻ろうします、これが大きな力を発揮します。

 

関節の可動範囲が広がるということは筋肉は強くのばされている訳です。

しかし、伸ばされるとそれ以上伸ばされたくない筋に付着している腱は戻ろうとします。

これが大きな力を生み出します。ですから競技レベルをあげる場合にこの可動性を

確保することは非常に重要です。逆に言えば可動性を確保できなく筋を肥大させても

競技レベルでのパフォーマンスを向上するのは難しいし、さらに大きな問題が

あります。それはケガです。以前、野球選手でも筋だけを大きくした選手が

その後ケガが続き結局パフォーマンス向上をできないケースも多いのが現状です。

競技選手として一番怖いのはケガです。ケガをすると復帰までに時間がかかり

その間競技をすることが限定されます。また、プロならそれが何回も続くと競技を

引退しなければならない状態になります。

それだけケガのリスクも回避しなければありません。以前のブログでも書きましたが

足首の関節が硬い選手は膝や股関節のケガが多いのが現状です。

また、胸椎部分が硬い選手は腰のケガが多いのも現状です。そういう面からも

正常な範囲の可動域を確保することが競技ではまず重要かと思います。

その部分を確保して次のレベル関節の強さをもとめるトレーニングや練習が

重要だと思います。

今日も皆さまに感謝です。

ありがとうございました。

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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