野球での肘の傷害は多くのジュニア世代の課題と言えます。
多くは野球での投球フォームが小学生から我流で投げていて
球速が速いと投手に。そして連投や投球過大になり肘の傷害に。
この肘の傷害で年間どのくらいの子供が野球を断念又は手術をしているのでしょうか。
当クラブにも年間多くの子供さんが肘の痛みで来られます。
ほとんどの整骨院では電気治療や軽擦、テーピングで痛みを軽減というよりも
対処療法の為完治することは簡単ではありません。
当施設でも10年前がそのような形で行っていましたが、
現在では完全な動作を改善する野球専門のプログラムがあり
多くの野球選手が根本から改善し現在も野球選手として
社会人、高校野球、セミプロなどで頑張っています。
今日はその野球での肘の痛みを解消するトレーニング方法についてお届けしていきます。
野球での肘の痛みは多くは投球フォームです。特に肘の位置と動作モーションに問題があります。
投球時にまず自分の肘が頭の横の位置から遠くを通ることは、肘の位置を自分で
感覚的につかめない為にやめましょう。
また自分の肘を無理にあげるというよりも自分の身体特に股関節を曲げる動作で身体を低くすることを
意識しましょう。
無理に肘をあげることで肘だけでなく肩までがあがりインピンジメント症候群を引き起こすことも
あります。
①自分の身体を使うフォーム
投球の際に肘をあげて投げることを高校生などでは指導を受けているようです。
間違っては無いのですが、肘をあげることを意識するとどうしても自分の身体を上腕だけを
挙げることで済ましてしまうと身体の使い方としては腕に頼るフォームになります。
しかし、写真①のように身体を落とすことで肘の位置を変えない方が身体全体で動かすことが
可能になります。
自分の身体を使うフォームでは腕の力ではなく、身体全体を使うことで
肘の位置を変化させずに投球を行うことが出来ます。
自分の身体の沈ませることで肘への負担を大きく軽減することが出来ます。
また写真①のように下半身をしっかりと使うことで投球のフォームが安定し
肘への負担も減ります。
手投げで投げている投手はほとんどが下半身の使い方が正しくありません。
しっかりと意識することで肘の負担を減らし野球をもっと楽しむことが可能になります。
小学生で肘を壊すと高校生の頃にはまともに野球を行うことが現実的には出来ません。
才能ある、将来のある子供たちは大人がきちんと守ってあげましょう。
当クラブでは野球専門のリハビリトレーニングを10年以上行っております。
是非、野球肘、野球肩でお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島