今日からタグラグビー、ラグビーの専門チャンネルを開設。
アストレ塾 http://http://youtu.be/AdFKcqSNzck
を開設しました。毎週1本は動画をあげていきたいと思います。
今日はタグ、ラグビーでとても重要になる”止まる”動作についてです。
止まることはプレー中にもっとも多く行われる動作の一つです。
しかし、この動作が出来ないと現実にはプレーでの実力を発揮することは
難しいと思います。
ラグビー、タグラグビーでは急激な方向転換や相手に正面からの守備、
または、自分が攻撃に参加する時も、どのような姿勢をとっているかは
とても重要になります。所謂、予備動作と言われるものです。
この予備動作が出来ていると次のプレーに向かうときにスムーズに動くことができるのです。
これがパワーポジションと言われるスタイルです。
①パワーポジション
パワーポジションとは膝、股関節、足首のトリプルフレクションが軽度行われた状態で
行います。この状態をとることで、次の動作が各段速くなります。
タグラグビーでは相手のステップやパスの位置に対応することが求められます。
又、高度な戦術ではパスコースをつぶしていくことも重要です。
このパスコースをつぶしていくには、相手を左右どちらかの方向に誘導していく
必要があります。
しかし、この誘導するにも自分でどの位置から守備をしかけるかはとても大切です。
そして、このパワーポジションが常に意識出来ることで、自分の身体を相手の向かってスクエアの
位置にあることが守備動作で相手おどの方向にもっていくかを決定していけるのです。
ただし、このパワーポジションをとるにはまずは止まる動作が最初に入ります。
止まる動作が正しく出来ることでこのパワーポジションが活きてくるのです。
よく、子供たちの動作をみるととまる時につま先から地面にむかっていく選手を
多くみます。確かにつま先の力で止まることも出来ないわけではないのですが、
つま先での止まる行為は怪我を誘発することになります。
オスグッドやシーバー病などを。
特に大きな選手になればなるほど止まる時に足首周辺にかかる負担は大きくなり
つま先でとまることは危険です。
また、パワーポジションをとることも出来なく、完全に膝が伸び切った状態で止まることに
なりかねません。しかし、完全に膝が伸びると運動動作としては、次に動く際に
1秒以上遅れることになります。
完全に伸びていると身体を動かす遊びがないので、一度股関節を曲げる動作が入ります。
これには1秒程度の時間がかかり、結果相手に追いつくことは難しくなります。
しっかりと止まるには、つま先をしっかりと空中であげて股関節を曲げて止まることを
意識しましょう。
そうすることで止まる際に足裏の真ん中付近で止まることが可能になります。
是非、止まる練習をしっかりと行いましょう。そうすることで
パワーポジションが上手く試合中に出来るようになり相手にしっかりと
守備でも追いつけるようになります。
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トレーナー兼コーチ 野島竜一