奈良市 ジュニアトレーニングジム / ラグビーで必要になる小学生のフィジカルトレーニングとは。

奈良市ジュニアトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。

まず最近のジュニア特に小学生のラグビーへの取り組みについて少しお話したいと思います。

 

ラグビースクールでは小学生でも基本ミニラグビーなどではコンタクトのあるラグビーを

おこなっています。しかし、8歳までは基本タグラグビーと現在はなっています。

しかし、最近みたラグビー協会のミニラグビーを考える番組では

このようなことが取りあげられていました。それはまずコンタクトありがすべてではなく

ラグビーを楽しむ、そして大人になっても指導者としてかえってきてくれるような流れにと。

当スクールでは、小学生の間は基本、色々なラグビーを体験してほしいと思っています。

タグラグビー、タッチラグビーなどもまた独自のルールでのラグビーなどを

おこなってもいいと思います。

子供達がまず楽しめてラグビーを好きになってほしいそんなスクールでいたいと思います。

 

今日はラグビーでの小学生のフィジカルトレーニングについてです。

欧州ではサッカーやラグビーでは基本的なスキルの練習と同様にフィジカル面での

トレーニングを積極的におこなっています。

ただ小学生の間は基本自重でのトレーニングと連動動作や機能的動作のトレーニングがメインになります。

ダンベルやバーベルなどのトレーニングは高校生からで問題ないと思います。

 

では、どのようなフィジカルトレーニングを行うのか。

まず小学生の時に行ってほしいのは動作の習得です。

動作とは様々な場面で身体をいかに動かすのか。これはこの時期に身体を様々な動作を

覚えることでその後の競技でのパフォーマンスにも大きな影響があります。

欧州ではフィジカルトレーニングを積極的に行う理由がここにもあるのだと思います。

 

競技スポーツでは様々な動作を行う必要があります、その為には関節の可動性や連動動作などを

が必須になります。

特にラグビーはボールをパスする、キックする、タックル、など色々な動作がある為、

身体の連動性や脊柱の安定性などはとても重要になり小学生の時期からのフィジカルトレーニングは

必須であると思います。

 

①肩関節のトレーニング

写真①では子供が腕と肩で身体を支えて脚をあげています。

このような自分の体重を支えるトレーニングはとても大切です。ラグビーでは地面にボールをとりに行く時や

身体の基本的な支えることを覚えることで相手とのコンタクトププレーにも影響します。

 

②③四股トレーニング

小学生は最近は股関節が硬く、膝を怪我される方が少なくありません。

膝の怪我は基本、股関節の硬さが原因でもあります。

その為股関節の可動性と強度がとても重要になります。

写真②③では四股と言われるトレーニングになります。

四股では、脚を写真②のようにあげて片脚で支えます。その後写真②のように

股関節でしっかり踏ん張っていきます。

 

このように片足で支える動作はパスの時やステップでの安定性に繋がります。

以外にこの四股は出来ない子供さんが少なくありません。

しっかり片足で支えるトレーニングや両手で身体を支える自重でのフィジカルトレーニングを

積極的に行いましょう。

 

ジュニア期特に小学生の時にスキルの練習もいいのですが運動動作のトレーニングを行ない、

身体をどんな環境でも対応できるように強化しましょう。

ジュニア期に行うことでその後の中学生、高校生での関節可動域や関節の強さなどに

大きく影響します。

 

当ラグビースクールでもフィジカル面での強化をしっかりとおこなっております。

是非、ラグビーを行う子供さんにはフィジカル面での強化をお薦めです。

それが今後高校、大学などでもフィジカルの強さとして活きてくると思います。

 

トレーナー兼コーチ野島

ラグビースクール

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。