当クラブは現在、奈良本店と学園前店の2店舗での運営をしております。
どちらもジュニアトレーニングをおこなっております。
今日の投稿はジュニアトレーニングでの姿勢についてです。
競技では姿勢が非常に重要になります。
姿勢が崩れることは、競技力にも大きな影響を与えます。
姿勢を保つことが何故重要なのか。
①自分のバランスを一定にすることで、ブレへの負荷を軽減させる。
②姿勢で胸椎、股関節、足裏などの使える部分や動かす部分への活性化
③怪我を予防する為の身体の使い方に影響する
この3つが姿勢を維持することに肝心なことになります。
まず今日は姿勢の崩れが何故競技に大きな影響を与えるかの
③への部分についてお話していきます。
図①
構える姿勢では、競技で球技系はほとんどがパワーポジションと言われる姿勢をつくります。
図①はテニスでのパワーポジションでのサーブからのリターンする所です。
この図わかるのは、
①膝の力は抜く
②足裏で地面を押す、股関節で地面を押す感覚
③体幹部分が腹圧がかかっている
この3つが揃うころでパワーポジションは完成します。
しかし、これは簡単そうに見えて現実はほとんどのジュニア選手は出来ていない現状があります。
姿勢を維持するには、背部の筋や、腹圧と言われる体幹の力が重要になります。
①胸椎伸展動作
特に、競技では胸椎の伸展動作が重要です。この胸椎の伸展は身体は常に重力の抵抗と
戦っています。その戦いでとても重要になるのは胸椎が曲がると頭の位置が大きくづれて
姿勢を戻そうとしても現実的には胸椎の動作が正しいポジションで行なうことが出来ないと
他の関節も大きく傾くことになります。
写真①では胸椎の伸展動作を行うトレーニングです。胸椎の伸展動作を行うには
自分がどの関節を動かすかをイメージする為にも自分の胸椎に手を当てて行います。
その方が自分の胸椎が動いているのがイメージしやすくなります。
②体幹を使ってのパワーポジション
写真②では体幹をつかってのパワーポジションになります。
姿勢を維持する為には、腹圧と言われる部分を意識することがとても重要です。
この写真②のトレーニングでは、体幹を使う為にチューブを使って腹圧を高めています。
腹圧を高めることで股関節が正常にヒンジがかかり股関節を正しく使うことになります。
このように姿勢を維持する為には胸椎の動きや腹圧をどれだけ意識するか。
そして身体が正常な動作が出来るようになることで、怪我のリスクは大きく減少します。
姿勢が変わることで競技のパフォーマンスは確実に変化します。
怪我を予防しパフォーマンスをあげる、姿勢はそれほど大きな意味を呈していると
いっても過言ではありません。
世界トッププレイヤーをみればそれは明らかになると思います。
お子様の姿勢が気になる、怪我をよくするなどでお悩みの方は気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島