今日の投稿はスポーツ傷害を治す、シンスプリントを改善するトレーニングです。
シンスプリントは下腿部の内側部の痛みを伴う
後脛骨筋の炎症です。
特に重症化すると、歩行、しゃがむ動作でも痛くなります。
競技では陸上、サッカー、剣道、バスケットボール、バレーボールが多く特に
ジャンプ家の競技で多いのが特徴です。
実際に軽度のうちは競技を行うことが可能ですが、重症化すると競技だけでなく
日常生活にも影響すると思われます。
シンスプリントになる大きな原因は足裏のアーチがなくなり、外返しと呼ばれる足首の動作が
頻繁に起きることで後脛骨筋が引き伸ばされシンスプリントを引き起こします。
①外返し動作
足首の外返し動作があると、写真①のように、小指が上を向く形になります。
しかし、この動作が繰り返すことで足首の内側が引き伸ばされることになります。
この状態を回避するには地面を捉える為の足裏と股関節の特に中殿筋の作用が大切になります。
中殿筋は股関節特に骨盤が外側に移動するのを静止する役目があります。
②股関節の内旋動作での中殿筋の作用
写真②では片足でのジャンプ動作のトレーニングをBOSSを行ってしております。
この時に右の骨盤はどうしても股関節が曲がることで右方向に移動しようとします。しかし、
それでは膝から足首までにアライメントが崩れ地面を真っすぐに押すことが出来ません。
その為写真②での場合右の中殿筋が左方向に押す形で骨盤の位置を維持しております。
この中殿筋が作動することで足首が返ることがなくなるのです、しかし、中殿筋の作用が
弱い場合足首が外側を向く形になり下腿への負担が増大するのです。
③④中殿筋トレーニング
中殿筋を強化するにはかなり特別なトレーニングが必要になります。
ヒップロックと呼ばれる地面を片足で支え尚且つ内側に臀部で押す感覚で
歩行します。写真③④では、両手を万歳して歩行することで上半身でのバランスを取りにくくして
おります。実際に両手を万歳することで股関節の中殿筋をしっかりと使うことで状態はまっすぐに
押す感覚を掴むことが出来ます。
⑤中殿筋トレーニング
写真⑤ではチューブをつかったトレーニングの例ですが身体を出来るだけ曲げないで
行うことが重要です。この写真も少し身体が向かって右に傾いているのは中殿筋が弱い為と
言えます。出来るだけまっすぐに立ち片足でチューブを動かします。
この時に浮いてる脚よりも支えている脚の作用を強くすることが重要です。
中殿筋を強化するトレーニングを行うことで地面をまっすぐに押す感覚を掴むことが可能になります。
そのまっすぐ押す感覚が最終的に足首を外側に返さないことになります。
是非、シンスプリントでお悩みの選手、親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ野島