ジュニア期のお子様の姿勢を改善することで、野球の投球フォームは変わります!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

今日は節分ですね、

もうすぐ春です。

新たしい新人が当クラブにも

来月から入社致します。

また、ブログ等でもご紹介させて頂きますので

よろしくお願いいたします!

 


 

今日の投稿テーマは

姿勢を改善することがジュニア期の

野球の投球フォームを変えることになります。

 

頭から背中にかけてを意識することを

 

ジュニア期の投球フォームで一番多いのは

手投げ動作です。手投げで投球することは

肘、肩の障害に繋がりますし、投球パフォーマンス向上の

妨げになります。

この一番の原因は姿勢にあります。この姿勢を変えることが

投球時に大きな変化があります。

投球時に肩甲骨があがった状態での投球(猫背)で

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投げ続けると、腕や肘が頭の方まであがる時に

関節の構造上あげにくくなります。

それを無理にあげる動作を続けると肩甲骨と上腕の骨が

ぶつかるような状態になります。

これが野球での投球障害に繋がるのです。

 


 

背中を意識して投球しましょう

 

姿勢を正しくする為には、背中を意識することが

必要になります。

背中にある筋肉は、別名→姿勢維持筋と言われています。

姿勢を維持するために活動してくれています。

 

この背筋がしっかりと使えないお子様が今すこしづつ

増えています。

背筋を使う意識が薄れると、重力の関係上

身体は前方に倒れていきます。

これが猫背につながります。

 

子供さん自身は自分が猫背になっていることが

気づかないケースがあります。

私が指導させて頂く場合にお伝えするのは、

頭からひもが伸びていて、天井からそのひもを

引っ張るような感じで頭、背中を天井の方に

伸ばしていってみてください。と伝えております。(参考までに)

 

色々伝える方法があると思いますが、この頭から背中を天井

方向に自分で引っ張る感覚がつかめると

自然と姿勢は変化していきます。

 


 

頭、背中を伸ばしたまま投球してみよう!

 

投球の際に頭から背中を伸ばす感覚で投球して

みてください。肩や肘は非常に楽になります。

プロの投手をみてください。

背中が丸くなっている投手はいません。

 

これは投球での障害予防の面と、投球自体の

パフォーマンスにも影響があるためなのです。

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上記の写真でも頭~背中は丸くなっていません。

この意識を高めるには普段の姿勢が重要になってきます。

 


 

姿勢の変化を投球パフォーマンスにも

 

先程も述べさせて頂きましたが、投球時の姿勢を

変えることは投球パフォーマンスにも影響します。

投球時の一番重要なのは回旋運動です。

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姿勢が変化することで一番変化があるのは、

この胸椎の回旋と言われる胸の関節の可動範囲です。

この可動範囲が広がることは投球時に大きな力をボールに

伝えることができます。

 

この胸椎を回旋する動きは背中から頭が出来るだけ伸長されて

状態で動きます。

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上記のようにしっかりと頭から背中が伸長されて

状態で一度胸を回旋(左右に回す動き)をしてみて

ください、背中が丸くなって時と比べると周りやすく

なります。これが投球でも同じ現象がおきます。

 

姿勢の変化は障害予防だけでなく、パフォーマンスにも影響します。

是非、姿勢を改善して投球してみましょう。

今までとは違う感覚で投げれると思います!

 


 

お子様の野球での投球障害予防、投球フォームを

改善したい親御様、気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

asukaジュニアトレーニングクラブ

0742-22-0120

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。