サッカーでジュニア世代に多いのがアキレス腱付着部の痛みです。
キック動作の時に軸足の踵が痛いケースが少なくありません。
これは踵に問題がるというよりキック動作に問題があります。
キック動作の際に、軸脚の踵が浮いている状態でキックを行うことで
つま先部分だけが地面に付着していることになります。
踵が浮いた状態でキック自体を行うことがキック動作としては問題があります。
写真①ではキック動作では、つま先が上方を向き踵から地面に接地しようと
しています。この場合、きちんと止まる動作が出来ることでキックの時
左を脚を中心しとしたキックモーションになります。
しかし、この軸脚の踵が浮いてしまうと、ブレーキがかかならい状態でキックをすることに
なります。
このブレーキをかけれないことで踵への負担は大きくなります。
その場合多い現象としてつま先に体重がかかり踵が浮いてしまうことがあります。
この動作が繰り替えし行うことでつま先へ体重がかかり踵のアキレス腱が常に
収縮された状態が続きます。
これがアキレス腱付着部への収縮だけになり踵骨部分特にアキレス腱付着部の
痛みになります。
この状態が長期間つづくことでシーバー病に移行するケースもあります。
踵の痛みを回避するには、踵への衝撃をかけないことになります。
その為にもアキレス腱付着部の伸展を行うことが重要なります。
その上でも足首の背屈を行うことが必要です。
②背屈を行ってのキック動作
写真②でもわかりますように背屈をしてキック動作を行っています。
しかし、このブレーキング動作を行うには、
地面に踵がつく前にこの状態を意識する事前の動作が重要になります。
これを準備動作をいいます。
地面に踵がつくことは認識しています。そうであれば事前に踵がつくまえに
空中の時点で意識することでしっかりとブレーキング動作を行うことになります。
競技ではこの事前の動作がとても重要です。
しっかりと準備動作を行うことで踵の痛みのリスクを軽減することになります。
踵が痛いのは、踵に問題はありません。
サッカーのキック動作自体にエラーがあるのです。
動作を改善することで、踵の痛みはなくなります。
局所ではなく、全体的な動作から改善することが結果痛みのない
動作になることになります。
サッカーでの踵の痛みでお悩みの方気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ