今日はバスケットボールのジャンプ動作についてです。
ジャンプはバスケットボール選手にとっては非常に重要な
動作になります。
しかし、なかなか高くジャンプできない、
どうしても高さが出せないなどのご意見が少なくありません。
今日は、どのようにして高くジャンプ出来るようになるかを
お話していきたいと思います。
上半身7割、下半身3割で跳ぶイメージが重要に!!
バスケットボールでのジャンプ動作は
様々な状況で行われます。レイアップシュート、ジャンプシュート、
ディフェンスでのジャンプなど。
しかし、ジャンプを下半身だけで跳ぼうとしているジュニア世代の
選手が少なくありません。
その為に、過度にしゃがんで跳ぶ選手が少なくありません。
しかし、ほとんどが膝が前方に飛び出た状態で行い、跳べば跳ぶほど
膝への影響が少なくありません。しかし、これでは練習すればするほど
ジャンプの高さが減少する可能性があります。
これは下半身とりわけ脚の前面の大腿四頭筋部分で跳んでいることが
大きな原因です。それと上半身はほとんど使われていないことが要因にあげられます。
①上半身を意識したジャンプ
②上半身を意識しないジャンプ
上記写真の①②では同じ場所から反動をつけずに跳んでもらっています。
写真①では胸の位置が天井方向を向き、股関節が完全に伸展しているのがわかります。
しかし、反面②では胸の位置が低く、股関節も完全に伸びたいないのがわかります。
これが競技でジャンプを行う時の決定的なジャンプの滞空時間の差になります。
胸椎といわれる胸の関節が伸展することで身体を上半身で引き上げようとしてくれます。
しかし、上半身の意識が低下してままで行うと上半身の伸展した力が発揮できない為に
ジャンプしても滞空時間に差が出るのです。
これがバスケットボールでの競技では大きくなります。
上半身を意識するには
③胸椎を伸展するイメージ
写真③のように胸椎をしっかりと意識して動かすことで
ジャンプするときに上半身を優位に動かすことが出来ます。
空中では上半身をいかに動かせるかが鍵になります。
胸椎をしっかりと動かすには、肩の引く動作があとは必要になります。
この時も胸椎が屈曲した状態では後方に引くことが出来ずに上半身の力を
ジャンプにいかすことが出来ません。
しっかりとジャンプ動作を行うにも、上半身を正しく使えることが鍵になります。
④上半身を使ったジャンプ動作
写真④では胸が伸展した状態でレイアップシュートの体勢に入っています。
このような体勢で行えるようになると滞空時間が長くなってきます。
上半身を正しく使えることが、バスケットボールでのジャンプ力向上に
大きな影響を与えると思われます。
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トレーナー兼コーチ 野島