ジュニア期に行いたい身体の使い方①ダイナミックストレッチ編

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 

今日は朝から当クラブトレーナーで

フリーウェイトのトレーニング練習会、

いつも自分では気づけないことを

フィードバックしながら練習。

2時間くらいでしたが、全員いい顔をして

トレーニングしていました。

今後もトレーナーのスキルと礼節の向上の為に

練習会を行っていきたいです。

 


 

今日の投稿はジュニア期に行いたい身体の使い方です。2回に分けて

投稿したいと思います。

1.ダイナミックストレッチで身体の連動を。

2.ダイナミックストレッチで身体の評価も行えます。

3.身体の関節を正しく動かそう

4.ダイナミックストレッチで素早い動作に反応

 

1.ダイナミックストレッチで身の連動を

 

ジュニア期で行いたい身体の使い方として

現代ではアップ動作でダイナミックストレッチを

当クラブでも推奨しています。

現在の多くのトップアスリートが行っています。

サッカー、野球、アメフト、ラグビー、バスケットボールなどで

採用され欧米ではジュニア期からトップ選手まで一貫として行って

います。

 

日本でも最近では少しづつ定着しているクラブもありますが、

一貫という意味ではまだ、確実に行っているチームは多くはありません。

当クラブでは6歳~18歳までの様々なジュニア選手を

トレーニング指導していますが、

6歳からダイナミックストレッチを開始して一貫して行っています。

身体を使うことは上半身と下半身がうまく連動して行います。

このことを一部分だけの動かすようなアップでは

結局の所、競技ではうまく身体を使うことは出来ません。

これを可能にするアップとしてダイナミックストレッチを

当クラブでも採用しています。

またこのダイナミックストレッチは身体の評価を行う為にも

使えます。

2.ダイナミックストレッチで身体の評価を

 

ダイナミックストレッチを当クラブでも導入する

意味合いはもう一つあります。それは身体の評価に

結びつけることが出来ます。

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①②全て動きながら行います。

この写真①②もダイナミックストレッチの一例です。

しっかりと骨盤を前傾したまま股関節を曲げながら前方に進むのですが、

肩関節の安定性と柔軟性も求められるメニューです。

実際にこの状態から背中にウェイトを置く事で体幹を強化出来る

メニューに変化します。※実際に今年の冬季オリンピック選手

も行っています。

 

このような動作を実際に行うと骨盤が後傾したり肩の関節が弱い

などの様々なポイントが見えてきます。

この動作で進むことが出来ないと立位で走る時には更に骨盤は

後傾して速く走ることは不可能になります。

その意味でもダイナミックストレッチを行うことは、

選手の動作を確認できる指標になります。

このダイナミックストレッチを行うことで関節を正しい位置、

正しく使うことを覚えることにもなります。

 

3.身体の関節を正しく動かそう

 

ダイナミックストレッチで重要なのは

身体の関節を正しく動かすことで

よくクラブ等で形だけのダイナミックストレッチを

行っているチームもあります。

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③※全て動きながらおこいます。

写真③もダイナミックストレッチの一例です。

 

この動作では股関節を骨盤が前傾を保つレベルで

曲げる動作と脊柱を天井方向に持ち上げ、地面についている足は

しっかりと伸ばすことが求められます。

この動作でも膝が曲がっていたり骨盤が後傾したり

腰が反ったり、背中が丸くなったりするとこのメニューの

行う意図は全く無意味になります。

 

しかし、ほとんどのチームでも意味が分からないまま、

ダイナミックストレッチを行っていることが

少なくありません。しっかりと、どの関節をなぜ使い

どのような意味合いで行っているのか。これを

ジュニア期からきちんと理解することが

競技の前にこのダイナミックストレッチを行う

目的につながります。

4.ダイナミックストレッチで素早い動作に反応

 

ダイナミックストレッチを行うことは

競技において身体の反応を向上させることにもなります。

競技では動く際に出来るだけ上半身と下半身をうまく連動する

必要があります。

 

例えば、ジャンプ動作の時には肩の関節を上手く使って

腕を後方に引きます。この引くスピードと柔軟性が

なければ下半身だけのジャンプとなり動き出す時に

非常に遅くなります。また、ジャンプして着地の時にも

しっかりと足地面を踏んで止めることを行うにも

腕の振りが出来ないと止まることが出来ません。

止まれないと次の動作には動き出すことが難しくなります。

その為にもダイナミックストレッチを様々な形で行い、

競技へ対応できることが重要です。

現在欧米ではダイナミックストレッチを専門トレーナーが

基礎から徹底的に指導しています。

これがジュニア期から行うことで高校、大学へと進んだときに

自分の糧となります。

そのいい例がドイツなどのサッカーや欧州のラグビーです。

是非、ジュニア期からダイナミックストレッチを

基礎から理解して行うことをお薦めします。

 


ジュニア期の競技での身体の使い方や

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この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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