フィギュアスケートに特化したトレーニング法。ジャンプ力アップに必要なメニューとは。

当クラブでは長年フィギュアスケートの選手に特化したトレーニングを

行っております。

フィギュアスケートではどうしても演技の構成上ジャンプの回転は

魅力です。最近ではロシアの女性選手が4回転ジャンプを複数回跳んでいます。

日本でも紀平選手が3回転半を跳んで4回転のチャレンジしておられます。

 

ジャンプはどうしても演技上外せないスキルとなります。

ダブルアクセルやトリプルルッツ、サルコウなどをいかに演技で成功さるか。

その特化したトレーニングを行っております。

 

 

ジャンプの跳ぶ角度にこだわろう

 

フィギュアスケートでは様々なジャンプがあります。

前向きからのジャンプ、後方からのジャンプどれも様々なスキルが要求されます。

しかし、高く跳んで回転数をあげるには、跳ぶ角度が重要になります。

この角度が間違っているとなかなか回転数をあげることが出来ないのと

着氷の際にきちんと着氷できない可能性があります。

 

ジャンプをする際に重要になるのは高さだけではありません。

例え高く跳んだとしても身体の軸が傾いているとそのまま氷の上で着氷する時に

不安定な着氷となります。

この身体の軸を作るトレーニングから行う必要があります。

写真①

写真①のジャンプでは高さより空中での姿勢や角度に注目して頂きたいです。

ジャンプした後空中で身体の軸が安定し回転しています。

地面に対して出来るだけ垂直方向に飛ぶことが重要です。この態勢が変化し軸が傾斜して回旋すると

回旋は出来ても着氷で失敗することが多くあります。

 

また、高く跳ぶには、前方に飛ぶ感覚ではなく、真っすぐ上に飛ぶイメージと

股関節を伸展する(伸ばすことが重要です。)写真①でもそうですが股関節が少しでも

曲がった状態でジャンプすると高さと回転をあげる妨げになります。

 

フィギュアスケートでのジャンプ力を向上するには

股関節のヒンジと言われる爆発的な踏み切りの力と上半身の背筋力が

必要になります。

 

②股関節のヒンジ動作

股関節を曲げて爆発的な力を上方に伝えることが必要になります。

ヒンジ動作を正しくおこなえないと太ももの前面で跳ぶ選手が多く、

なかなか上方に跳ぶことが少なくなります。

 

又、背筋力は身体を上方に引き上げるには欠かせません。

ジャンプ動作の際には必ず腕を後方に引いてジャンプを行います。

しかし、この背筋力が弱い、又は背筋を使っていないと高く自分の身体を上方に

向かうことが出来ません。

その為、背筋のトレーニングも欠かせません。

背筋力がつくことで空中で自分の姿勢を維持して回転することが可能になります。

 

当クラブでは実際のスケートの演技をDVDなどで見せて頂きその中からどの部分への

アプローチが重要かを選手の方に納得して頂きトレーニングを行っております。

多くのフィギュアスケートの選手を今までトレーニング指導させて頂き

回転不足やフィギュアスケートとしてのジャンプの精度をあげております。

 

フィギュアスケートのジャンプ、回転、ステップ動作などでお悩みの親御様、選手の方

気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。