昨日剣道の試合を観に大阪に。
全国都道府県の大会を。
見ていて感じるのは体幹力の強さと柔軟性の部分。
体幹が強いと姿勢の維持、バランス力の安定、スピードの向上に
繋げることが昨日の試合でも明らかになっていました。
本日はその体幹強化の効果と最新トレーニング法についてです。
体幹は姿勢を維持してバランス力を変える、そしてスピードの緩急にも。
競技で重要なのは自分のスタイルを維持できるかです。
自分のスタイルとは=体勢が崩れないことです。
いくら上手な選手でも体勢が崩れるとすぐに動く動作に入れない為に
競技パフォーマンスの向上は見込めません。
自分の体勢を維持するには体幹といわれる部分がいかに強く、そして柔軟性があるかが
重要です。
この体幹トレーニングはある特定のポージングをすればいい訳ではありません。
体幹部分が肩から股関節までに付着している筋と関節部分を指します。
特に呼吸筋である筋肉群は身体の動原体ともいえ車で言えばエンジン部分です。
エンジンが正常に作動することでタイヤ=ここでは四肢部分になります。
がいかに正確に動くにはこのエンジン部分が正常に動くことで四肢も
正確に動くことになります。
例えば競泳で速く泳ぐには腕の回旋ではなく上半身の回旋特に肩と胸椎部分が
重要になります。体幹が正常に作動するれば胸椎、肩関節は必然的に速く動き
腕のスイングには逆に力みがなくなり速く泳ぐことになります。
陸上、サッカーでも同じことが言えます。
速く走る、速く動くには体幹部分が正常に動くことで四肢に力みがなくなり
動きは驚く程速くなります。
ロードバイクでの体幹 サッカーでの体幹
ではどのようにして体幹を強化すればいいのでしょうか。
最新のトレーニング方法を踏まえてご紹介していきます。
最新のトレーニング方法 動かしながら姿勢を維持する
体幹トレーニング BOSSでの体幹トレーニング風景
このBOSSを使ったトレーニングでは意識するポイントが
腕ではなく、肩と股関節、お腹に力をいれる必要があります。
ただ、固めて行うというイメージではなく、お腹の呼吸を意識して滑らかに
おこないます。
身体を固めようとするとどうしても力み、腕に力が入ってしまう為に
うまく動かせないかもしれません。
力を入れるのはお腹の部分だけです。全部を固めるというイメージではありません。
お腹に力を入れる=お腹を伸ばす 感じです。
伸ばす感じが体幹の筋を使いやすくします。
お腹がどうしても伸びないと力が手足にかかり、正常な動作では無いために
動きにエラーが出やすくなります。
体幹部分の体勢を維持するには、このように一度不安定な状態にすることで
自分で姿勢をコントロールしようとします。このようなトレーニングで
自分自身を不安定にして尚且つ動く動作を行うことで
体幹を強化することが出来ます。
又、動きながら行うことで関節の可動性を高めることになります。
昨日も当クラブに通われている選手の試合を冒頭でも
記載しましたが剣道でも前後のブレや左右のブレが少ない為に
とても攻守ともに素晴らしい動きをしていました。
体幹が安定することは競技では勝敗を大きく左右することにもなります。
是非、体幹を強化してパフォーマンス向上に繋げましょう!!
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asukaトレーニングクラブ
トレーナー兼コーチ 野島