奈良市のスポーツ障害専門の
あすか鍼灸整骨院、
ジュニアトレーニング専門スタジオの
asukaジュニアトレーニングクラブ
のトレーナー兼治療家の野島竜一です。
本を読むことはとてもいいことだと思います。
現代社会ではインターネットで本を閲覧することも
できますが、できれば紙の本で読むことをお勧めします。
私が感じるのは紙の本で読むことで、いつでも自分が読んでいたところが
わかるのと、温かみがあると思います。
絵本もネット閲覧では少し味気ない気がします。
紙がぼろぼろになるくらいになるまで何回も読むと、1回目より2回目より、
段々意図が理解できるような感じがします。
自分の中にその本の良さを体感することになるような気が。
ネット閲覧も悪くはないですが、本で読む習慣は無くしたくないですね。
今日の投稿は
ジュニアスポーツを考える
バレーボールでのアタック能力を向上するには胸椎の回旋力が必要です。
今日はバレーボールのアタックについてです。
私は長年某大学のバレーボール部の選手の動作とコンディショニング調整を
行ってきました。その中で全国のアタッカーとして、全国トップクラスに
なるには、確かにジャンプ力がまず必要です。しかし、ジャンプ力だけでは
全国レベルで戦うことは難しいのです。
それはアタックをするときには必ず相手ブロックがつきます。
相手ブロックを外すかそれ以上の高さから打つ必要があります。
現実的には、相手のブロックより高いところから打つことが出来れば
ポイントを重ねることが可能です。しかし、それには尋常ではないジャンプ力を
つける必要があります。
それと、試合では何十回、何百回もジャンプをするとジャンプを行うパワーが少しづつ
失われていきます。
試合の後半になるとアタックポイントが入らないのは、その原因も挙げられます。
ですので当然ジャンプ力の強化は必要ですが、そこだけではなかなかレベルを向上する
ことは難しいですが、アタックそのものの強さを強化することに着目することも
重要です。
胸椎の可動性を高めるトレーニングで強力なアタックを身につけましょう!!
外国のアタッカー選手がなぜあれほど強いアタックを打つことができるのか。
たぶんジャンプ力だけなら、日本人も負けてないないと思います。
確かに身長での優位差はありますが。
アタックするときの胸椎の回旋力の速さが違います。この速さこそがアタックの際には
大きな力となります。
強い体幹力をつけよう。
体幹トレーニングという言葉が最近ではかなり浸透しています。
しかし、この体幹トレーニングとはあるポージングを行うことと
誤解されています。
写真②
上記のようなポージングが体幹トレーニングとは言えません。
このようなポージングをいくら1分行っても体幹力がついた実感が
わかないかもしれません。それは、体幹を構成している筋を意識されて
いない為だと思います。
体幹を強化するには、お腹の深層にある骨盤底筋、横隔膜、腹横筋、腸腰筋を
活性化させることが重要です。その為には、お腹の圧を高めることが重要になります。
このお腹の圧を左右、前後と360度からお腹の圧を自分の身体の内から外に向けて
高めることが出来れば、先ほどの写真②のポージングを行うと非常に楽に出来るのがわかります。
このようなポージングは静止していますが、静止した状態でお腹の圧を感じることが出来れば
動く動作に入っていきます。
その際にこの体幹の筋群をいかに活性しているかが鍵になります。
このような体幹を強化することでバレーボールでのアタックの際に
腕で打つという感覚から身体の軸が回旋して、その延長線上にある腕があり
ボールがあたるといった鞭がしなるような感覚で打つと非常に強いアタックを
打つことが出来るのです。
強力なアタックの原動力は強い体幹の筋にあるのです。
しかし、腕だけで速く打とうとすればするほど、身体は力み、又小さい筋の上腕では
その速さに対応出来ずに肘、肩に大きな負担がかかることになるのです。
強く、速いアタックを打つには強い体幹を構成する筋をより活性化することを
お薦めします。
これは野球やハンドボール、テニス、ゴルフでも同じです。
強い体幹があり胸椎の可動性があれば身体がしなるような感じで打つことが出来ます。
腕の筋力が回旋の速さではなく、体幹の強さと胸椎の可動性が回旋の速さになります。
是非、胸椎の可動性と体幹を強化して競技力向上に繋げましょう。
ジュニア期のバレーボールでの競技力向上やケガが多いなどでお悩みの親御様、
選手の方、気軽にお問い合わせください
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0742-22-0120
asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島