奈良市のあすか鍼灸整骨院、
ジュニア専門トレーニングクラブの
asukaジュニアトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
11月ですが暖かい日が続いています。
外での運動を行える季節ですね。
今週の週末も晴れで気温もあがるそうです。
今日の投稿です。
お子様の腰椎分離症を症状を無くすリハビリプログラムとは
ジュニア期のお子さまの腰椎分離症での痛みや痺れといった症状を無くすには、
専門のリハビリプログラムがあります。
私も腰椎椎間板ヘルニアで長年腰の痛み、足のしびれと闘い続けていました。
そして自分が実践したリハビリプログラムが腰椎分離症にも大きな効果があります。
腰椎の疾患は必ずリハビリプログラムでほぼ完全といっていいほど症状が
なくなるということです。
このプログラムを腰椎分離症や腰椎ヘルニア、腰椎すべり症のお子様に
実際に行い症状が緩和し、その後ほとんど症状があらわれることもなく
日常生活や競技継続することが出来ています。
それには、リハビリをきちんと順序よく行えばどんな競技を行っているお子様や
どんな痛みのお子さまでも年齢に関係なく症状が無くなるということです。
腰の痛み、足のしびれを起こす原因は大きく2つです。
○姿勢を維持する脊柱を支える、お腹の圧の弱さ。
○腰部、膝への負担が大きい動作方法。
この2点をきちんと修正すれば腰椎分離症の症状は劇的に変化します。
姿勢を維持するのに必要なお腹の圧を高める方法。
腰椎を痛める大きな原因には腰椎を支えれきれないことがあります。
これは腰椎はもともと伸展(反った)した状態です。
しかし、この腰~首にまで伸びている脊柱部分で腰椎はあまり
大きな可動性を持っていません。そのため、胸椎ヘルニアや胸椎での
分離症はほんとどありません。
それは胸椎部分は肋骨といった大きなかごのようなものに囲まれているのと、
関節の可動性が元々高い為に胸椎での疾患は基本的にはほとんどありません。
しかし、腰椎は何も囲まれておらず、また可動性としてもそれほど大きな関節では
無いために、支えるにはお腹の筋肉が非常に重要になります。
それを可能にするのがお腹の圧なのです。
お腹の圧を高める一番の方法は息を止めた時です。
人は踏ん張る時に一瞬息を止めてお腹の圧を一時的に高めて
自分の発揮するパワーを最大限にします。
それほどお腹の圧は身体全身の筋肉に影響を及ぼす力なのです。
このお腹の圧を普段から高めることが出来れば、腰椎を支える大きな力に
なります。
しかし息を止めることは一瞬であって普段維持は出来ません。
その為にお腹の圧を高めるプログラムメニューを呼吸をしながら段階的に行います。
お腹の圧を高めることで普段の生活でまず、自分の腰椎を守ることが可能になるのです。
腰の可動性でなく股関節、胸椎の可動性を高めるリハビリを。
腰の可動性は関節としてみるとそれほど大きくありません。
確かに前屈するような腰を曲げる動作は大きな可動性がありますが、
伸展(反る)、回旋の動きは大きな動きをすることが出来ません。
この動きは本来、他の関節の役目と言えます。
それが股関節、胸椎になります。
股関節はしゃがむ、立つ、歩く、などの動きに。
身体を回旋(捻る)動作、伸展(反る)は胸椎が。
この関節をきちんと使うことで腰椎への負担を大きく軽減することが
出来ます。腰椎も動かない関節ではありませんが、動きにくい関節と
考えた方がいいと思われます。
しかし、現状腰の痛みを発症するケースではこの腰椎でほとんど動きを
担ったいます。
これが腰の負担を大きくして腰椎周辺の筋肉を硬くし、脊柱を支える筋肉群を
弱くすることに繋がります。
ですので腰で行っていた曲げる、捻る、といった動き自体を修正することで
腰の負担を軽減し身体を機能的に動かすリハビリが有効になります。
腰椎分離症は決して治ることはほとんどありません。
しかし、症状をほとんど無くすことは出来ます。
身体はお子様でも、自分が思っている以上に修正する力をもっています。
アプローチの仕方さえ正しく行えば、腰椎分離症の症状は無くなります。
そして以前と同じように競技や体育や運動を元気一杯行うことが出来ます。
当クラブでは、このリハビリプログラムを続けて7年以上が経過します。
その間多くの腰椎分離症のお子様をリハビリさせて頂きました。
みんな成長してサッカーで高校で全国大会に出場している選手など、
多くのお子様がその後、元気に運動や日常生活を送られています。
腰椎分離症でお悩みの親御様、選手の方、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島