腰椎圧迫骨折を未然に防ぐには、歩行、階段を正しいフォームで行いましょう!!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

パーソナルトレーニングスタジオの

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

5月も今日で最終日。

明日から6月です。

少しづつ、気温があがりクーラーを入れることが

多くなります。

クーラーをいれることで

足がつったりすることが多くなりますので

しっかりと水分補給と出来るだけ寝る時は

薄着ではなく長袖長ズボンをお薦めします。

 


今日の投稿テーマは

腰椎圧迫骨折を未然に防ぐには。

 

腰椎の椎体圧迫骨折は60代以降の方に多い障害です。

特に、転倒、尻もちなどで骨折します。

60代以降になると、腰椎椎体圧迫骨折を発症する方が

多くなる原因として、動く運動量の低下、体幹部分の

筋力低下、椎体を支える軟骨の減少などがあります。

しかし、軟骨の減少はほとんどの方が年齢とともに

進む減少です。

この減少を食い止めることは難しいと思われます。

 

しかし、体幹部分を強化することが

下半身との連動をつなぐことにもなり、また

椎体をコルセットのようにカバーする

役目をしています、この部分を強化することで歩行や

階段でもしっかりと踏める身体をつくることが可能となります。

 


腸腰筋を強化して、体幹と下半身の連動を行いましょう。

 

体幹と下半身をつなぐ筋肉で重要なものの一つに、

腸腰筋という筋があります。

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写真①では腸腰筋を強化している所です。

この写真の場合、左足チューブを引きあげています。

この引きあげる筋こそ腸腰筋なのですが、

この腸腰筋では、しっかりと足を挙げる際にできるだけ

この姿勢を維持できるかが重要です。

 

腸腰筋を強化することが体幹を安定させ、

下半身の踏ん張りを利かせる筋肉になります。

この筋肉を強化することが非常に重要です。

足をこの高さまで上げるような動作は年々減少します。

そのため、足を動かす筋が低下していきます。

この腸腰筋は腰と腸骨という骨盤を結んでいます。

ですので、骨盤と脊柱の連動にも大きく

影響します。

 


腸腰筋を強化することで地面を踏み込める力が

 

先ほどのように腸腰筋でしっかりと地面を踏み込める

筋力がついてくると歩行の際のフォームがかわります。

それは歩行時に地面をしっかりと踏み込めるようになります。

腰椎椎体骨折の方の特徴として歩行がすり足でつま先が

上がっていません。これでは転びやすい状態となります。

それを回避するにも、しっかりとつま先があがった状態を

維持することが必要です。

しっかりとつま先をあげて歩行できるようになると階段の

昇り降りも楽になります。

しっかりと地面をとらえることができることは

体幹部分の安定ができている証拠でもあります。

体幹を安定することができれば転倒しそうになった時にも

しっかりと足で地面を支えることとなります。

腰椎椎体圧迫骨折をおこなうと脊柱事態が

変形したりその後も脊柱が曲がった状態になりやすくなります。

是非、しっかりと体を支えるための筋肉を強化することを

おすすめします。

 


腰椎椎体圧迫骨折からのリハビリなどで

お悩みの方、気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.c0m

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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