スポーツ傷害からの競技復帰、 腰椎ヘルニアからの復帰プログラムとは。

スポーツ傷害からの競技復帰、今日は腰椎ヘルニアについてです。

腰椎ヘルニアで悩むスポーツ選手は少なくありません。サッカー、野球、テニス、

バレーボール、新体操、体操、フィギュアスケート、剣道など。多くの競技で

現在腰椎ヘルニアが以前より増加傾向にあります。

 

ここ5年間でも当クラブに毎年10人以上は腰椎ヘルニアでトレーニングに来られています。

その大きな原因は競技の特性が以前はありました。所謂腰を反るような動作のスポーツで。

しかし、最近ではほとんどの競技で腰椎ヘルニアが増加しております。

それも年々低年齢化が進んでいます。

この大きな原因は幼少期、児童期の期間のからだの使い方に大きな問題があります。

 

現在はPC,スマホ、ゲームをほとんどの小学生はおこなっています。

その上、スポーツを小学生から始まるときに、股関節の可動域が制限されたいたり、

股関節が硬く、しゃがむ動作がなかなかスムーズに出来ない子供が増加しています。

股関節が硬いとどうしても、からだを反る、曲がる動作を幼少期を過ぎたあたりから、

児童期で腰で代償動作を行うことになります。

この腰を反る、曲げる動作が長年続くと腰椎が悲鳴をあげ、ヘルニアになっていきます。

特に小学生の間は骨自体が竹のようにしなる為にどうしても腰を反りやすい現象が

つづきます。これが中学、高校の頃に突然腰が痛くなり2週間以上つづくとほとんどが

腰椎ヘルニア又は腰椎分離症などの診断を受けることになります。

しかし、腰椎ヘルニアなっても競技復帰は、まったく、問題ありません。

ただ、動作を正しくもとに戻すトレーニングと体幹をからだにある深部の筋肉を強化することが

必要になります。

 

まず、股関節を使うにしても体幹部分の強化は必須です。体幹を使うには

まず、呼吸を正しく使い、お腹の圧を高めることが先決です。お腹の圧が高いと

脊柱を支えることが出来、競技スポーツなどのハードな運動にも耐えることが可能になります。

この腹圧こそが体幹と言われる部分になります。

 

①腹圧を意識するトレーニング

腹圧を意識して行うにはどこかからだが外的な物と接していると

意識しやすくなります。写真①のようなお腹だけでなく腹圧を意識するトレーニングでは

臀部が壁についています。壁からの反力をもらい腹圧を高めていきます。

このようなトレーニングを行うことでお腹の圧を外的な要素から刺激します。そうすることで

体幹部分は引き伸ばされて強くなります。どうしても体幹部分は丸くなりお腹が収縮させられ

伸張することができにくくなります。

 

このようなトレーニングで体幹部分を伸ばすことで腹圧を強くすることが出来ます。

このような腹圧へのアプローチを行いつつ、股関節の可動域を広げるトレーニングを行います。

そうすることで、腰への負担を大きく軽減します。是非、体幹部分へのアプローチを行う

トレーニングを行いましょう。

 

そうすることで競技への早期復帰のための道筋ができます。

腰椎ヘルニアで競技復帰などでお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。

 

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トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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