野球でのバッティング力向上には、股関節で力をためる能力が必要。

 

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

ジュニア期の競技力には

コーディネーショントレーニングという

判断力やリズム、バランスなどをつかさどる

練習が本来は必要です。

例えばラグビー。

一瞬で状況を判断しボールを蹴るのかパスを

するのか、走るのか。など複数の攻撃パターンを選択します。

この選択する時間は1秒もないです。

このような状況で正確なパス、キック、ランを行うには

競技でのスキル向上だけでなく、動作を判断するコーディネーショントレーニングを

行うことが有効です。

欧米の競技が世界的に強い背景

特に欧州ではこのコーディネーショントレーニングを

ジュニア期から導入しています。

当クラブでもコーディネーショントレーニングを

行うことで競技力を総合的に挙げる

トレーニングを行っております。

 


 

今日の投稿は

野球でのバッティング力向上

 

野球でバッティング力向上するには

股関節で一度力をためる動作が必要です。

その為にも骨盤を前傾する力が重要です。

よく体幹といいますが、ここで必要になります。

骨盤を前傾するには、体幹の腹部の力で骨盤を抑える

必要があります。

ここで体幹の特にインナーマッスルの強さが必要になります。

このインナーマッスルが強いと骨盤をどのような体勢でも

前傾にすることが可能となります。

 


 

骨盤を前傾にするインナー強化から

 

骨盤を前傾にするには

Young Vietnamese sportswoman doing heavy duty squats with barbell

写真①は高校生以上

②は小学生~中学生が行える骨盤を前傾にするための

インナーマッスルを強化するメニューです。

このようなトレーニングでまずは骨盤を前傾できる

力が必要です。

その後、しっかりと骨盤を前傾して股関節で力をためる練習を

お薦めします。

この動作が出来ないと特に骨盤がすぐに後傾する(骨盤が丸くなる状態)

を繰り返すことでバッティング時にしっかりとバットに力を伝えることが

出来ずに腕のみのスイングになります。


 

力をためたら解放しましょう!

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③は力をためている写真です。右の臀部で地面を押してためています。

ここからは解放してあげます。貯めた力をしっかりと地面からの

反発力を活かしていきます。

これがバッティング力に大きな影響を与えます。

バッティングは腕の力ではありません。股関節からの力を地面に伝え

その力をもらってバッティングの回旋する力に変換していきます。

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④⑤

どの写真も地面を押さえて最終的には回旋していきます。

その際には足首、膝、股関節、胸椎は伸展するのが

おわかりでしょうか。伸展する力で最後ボールを飛ばしていきます。

この伸展する力が競技では重要になります。

しかし、この伸展するには力をためておく必要があります。

 

 


 

バッティングは選手によりボールを待って打つタイプと

ボールをとらえに行くタイプがありますが、

基本的な動作は同じです。

 

しっかりと股関節で力をためるためのトレーニングや

しっかりためてから伸展するトレーニングを

行うことでバッティングの時にボールをバットが捉えて

打つ瞬間の時軽く感じます。

それが身体の全身のパワーで打っている証拠です。

腕だけではボールが重く感じます。

野球でのバッティング力向上でお悩み、ご相談のある親御様、

気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。