学校に入る前に行っておきたい運動、いろんな感覚を活かした運動がお薦めです。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


奈良のお水取りもあと少しで終わり、

春到来です。近くの梅も満開です。

今年は桜も早く咲きそうな気配です。


 

もうすぐ新学期ですね、

入学や新しい学年に。

そこで今日は学校に入る前に行うべき運動に

ついてです。

特定の運動ではなく、身体をうまく使える運動を

 

最近では小さな頃から一つの運動を行う傾向があります。

しかし、学校に入る前特に6歳~7歳くらいまでは

一つの運動に絞るより、身体の運動機能を高める

事を行うことが将来のスポーツや競技を行う上で

様々な種目に対応することが可能になります。

 

欧米では小さな頃から同じスポーツを長くすることは

あまりしません。季節ごとのスポーツや

自然で身体を動かすことをしながら、自分にあった

競技を探していきます。

しかし、日本では小学校の低学年から同じスポーツを

行う傾向が強いようです。しかし、同じスポーツをする

ことで養えない運動機能があります。

例えば、サッカーのお子様を見ていると思うのが

ほとんど腕、肩を使わずに走る、またしゃがむ動作が

うまく出来ない、しかしボールを蹴ることは優れている。

これでは、ボールを蹴る技術を習得していても

走ったり、股関節を大きく広げるような動作は不得意に

なります。いわゆる特定の動きのみでサッカーをすることに

なります。これで高校生くらいになった時に、総合的な

競技パフォーマンス向上には繋がらないと言われています。

ですので、学校に入る前くらいから様々な運動感覚を磨くことが

重要になってきます。

 


 

バランス、リズム、反応、自分の位置をわかることが重要です

 

運動とは、様々な要素から成り立ちます。

バランス能力、リズム感能力、反応能力、位置能力などが

あります。

この様々な要素を行うことで競技の様々な要素に応用していくこと

が可能です。

例えば、先ほどのサッカーでは競技力を向上するには、

ボールを蹴る練習も必要ですが、どのような環境で行うかだと

思います。

例えば、利き足でない足でボールを1時間蹴る、

腕を後ろに組んで走りながらボールをドリブルする、

ボールを蹴ったらそのボールの上に座ってみる、

ボールを蹴るタイミングを速くしたり遅くしたり

してタイミングをずらしても一定の場所に蹴ってみる。

障害物を乗り越えてボールを移動させてみる、

相手がボールを蹴ったタイミングですぐに走りだすなど、

様々な環境化の中で運動することが

運動感覚能力を高めることに繋がります。

 

ボールの位置を確認する、相手に反応する、ボールにのる位置を

確認する、あえて手を組んでバランス感覚を使う、すぐに走りだる

反応を高めるなど、運動を高める能力にはこのような

感覚を刺激することが重要です。

これをサッカーボールを使いバスケットボールや野球の選手が行う。

自分の競技に関係ないと思われますが、

競技とは運動を更に特化して内容の動作です。

基本的な運動能力や感覚を高めないと競技ではその応用なので

向上することは難しいと思います。

 


 

今からでも遅くないです、運動感覚を高めよう!!

 

ではいつ頃から行ったら間に合うのか、

出来れば早い段階をお薦めします。

特に小学校に入る前がお薦めです。

だからといって小学生になってからでも

遅くはありません。

今からでも、運動感覚能力を高める

トレーニングを行うことは、将来どの競技を行うにも

応用が可能になり、それは競技だけではなく、

日常生活の様々な所に活きてきます。

 

咄嗟の反応や自分の位置能力は、車を乗ったり

自転車を乗ったり、様々な状況下で応用となります。

出来るだけ多くの運動感覚を磨くことは無駄には

なりません。何故なら生活、学校、社会、競技すべてが

運動で成り立っているからです。

是非、運動感覚能力を競技を行うのと併用して高めることをお薦めします。

 

 


 

当クラブではこのようなコーディネーショントレーニングを

専門で行う奈良県内では初めての施設です。

是非、運動感覚能力を高めたい親御様は、気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレ塾KIZUGAWA

asukaジュニアトレ塾NARA

トレーナー野島

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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