奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニンクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今週から、2月です。
豆まきや恵方巻ですね、
豆も恵方巻も食べて新しい1年に
備えたいと思います。
今日の投稿テーマは走るときの足の着き方についてです。
爪先で地面を踏んでいませんか。爪先ではなく足の真ん中で。
小学生~中学生くらいのお子様に多いのが
走る時に爪先で走っている傾向がよく見られます。
この爪先での走り方は、確かにトップアスリートなどが
踵が浮いて爪先の方で走っているように見えるのですが、
実際は違います。
足の爪先部分ではなく、足の真ん中部分です。
何故、足の真ん中なのか、この部分が一番地面を
強く安定して踏める所だからです。
爪先だと体重の押す部分が小さくしっかりと地面を
踏むことができません。踵では踏みやすいかも
しれませんが、スピードを止めることになってしまいます。
一番体重を捉え、前方に進めるには足の真ん中で踏むイメージが
重要です。
爪先で踏む癖は膝を傷めることにもなります
走る時に、爪先で踏む習慣は
足を速くすることの弊害にもなりますが、
更に膝の痛みにも繋がります。
爪先で走ることは膝が前方に動きやすくなります。
この状態で走ったのちスピードを止める際には
膝が爪先より自分の体重で前方に押し出されます。
この状態で走る練習をすることはスピードも上がらない
のと同時に結果的に膝を傷める原因になります。
上記の写真では空中では爪先が上方に向いています。
この状態で次の着地の動作に移る時には足の真ん中部分が
地面をとらえることになります。
この感覚で踏む練習をすることでジャンプするのは、力ではなく
簡単にできることに。これが走るときも出来るだけ
カモシカのような軽くピョンピョン跳ねる感じで
走ることが重要です。
強く踏まないで軽く踏んで走ろう!
走る時に地面を強く踏むのは
いずれ必要になりますが、中学生くらいまでは
その必要性は感じません、それは
走るときのどこで自分の体重がかかると
前方に進めるかの感覚を掴むことが
大切だと思います。感覚無しの強化は
結果として大きな成長は難しいと私は思います。
未就学児のお子様や小学生の間は自分でどの部分で
踏むことが速く走ることに繋がるのかを知ることが
大切だと思います。
足の真ん中で踏む感覚を掴んだお子さまはその感覚を
大切に反復練習することだと思います。
爪先で現在走られていても、全然大丈夫です。
足のどの部分に力を入れるかを習得すれば
皆さんどんどん速くなっておられます。
子供さんは習得するのも非常に早いのが私の感想です。
速く走れない、踏ん張りが効かない、それは力が
あるないだけでなく、踏む位置が少しづれているだけかも
しれません。
速く走りたい、速く動きたい、もっとしっかりと踏ん張った
プレーをしたいとお考えの親御様、気軽にお問い合わせください。
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