整形外科疾患 足や手首の捻挫のリハビリ。固定だけでなく、動かすことが必要です。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

冬季オリンピックの代表選考が

続き昨日はフィギアスケートでの

男女ともに代表が決まりました。

当クラブにも代表に決まった選手と

同じ学校のトレーナーがいるので

少し親近感を覚えますね。

 


 

今日の投稿は

整形外科疾患の ”捻挫からのリハビリ”です。

固定から動かすタイミングが重要です。

 

捻挫といっても軽度から重度まで

捻挫の怪我の度合いにもよりますが、

基本怪我をした段階(初期)では

固定をおこない損傷した部分を安静に

することが必要です。

しかし、固定があまりにも長く

長期化すると関節自体の運動機能は低下します。

この運動機能低下が後々の

身体を正常に動かすことの弊害となります。

ですのでタイミングをみて固定から動かす

リハビリを行い関節や筋の状態を正常な

範囲に戻すことが重要です。

 


 

受傷後早期のリハビリが重要です。

 

足首や手首の捻挫は一度は

おきる整形外科疾患の一つです。

日常生活で手や足は体幹部分から末端にあります。

当然、地面を押さえたり、踏んだりする

ことが一番多い箇所です。

その分捻ったり、伸ばしたりすることも

少なくありません。

ですので足首や手首の捻挫はある程度

起こりうる外傷といっても過言ではありません。

 

しかし、末端の箇所だけにこの部分の

機能が正常に機能しないと

その上にある肘、肩、膝、股関節にも

大きな影響を与えることになります。

しかし、捻挫で固定期間が1か月以上経過すると

関節は拘縮されていきます。

その後固定を外してもケガ自体は治っていますが

関節の動きは以前のようには動かないケースが

あります。そのままこの状態を放置すると

動きが制限されて日常やスポーツをすることに

なります。

これでは捻挫を再発したり他の怪我を誘発する

ことになるのです。

 


 

損傷しなかった筋肉を強化しましょう

 

捻挫では靭帯や筋肉を損傷して

しまいます。症状によっては

断裂しているケースも少なくありません。

この場合、一度断裂した箇所は完全に

以前のような状態には戻りません。

その断裂した状態で損傷した部分が

修復されていきます。

(※症状にもよります。)

 

ですので、リハビリする際には

損傷した部分ではなく、関節を構成している

他の筋肉や腱を強化してサポートする必要が

あります。

そのためにはあまり意識していない細かな

筋肉にも刺激を与え強化することで

関節を構成している組織が強くなります。

身体は一つの靭帯や筋肉を損傷しても

他の部分を強化することで補える力をもって

います。その機能を活性化させましょう。

 


 

捻挫を繰り返さない為に。

 

たかが捻挫だと放置することは

その後の再発やほかの部分での損傷やケガに

繋がります。体を構成する部分でケガからの

リハビリをしなくていい部分はありません。

すべて動きには重要な役割を担っています。

早期にリハビリをおこない身体を機能的に動けるように

しましょう。

それが競技でも日常生活でもその後の

再発を防ぐことにつながります。

 


 

足、手首の捻挫からのリハビリや

予防をお考やお困りの方気軽に

お問い合わせください。

 

術後、骨折後、捻挫後のリハビリを行わないと、その後の運動機能に影響がありますよ!!

お子さまのスポーツでの怪我,指の骨折編。

上記のブログも参考にしてください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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