奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今日は昨日からの霧で少し朝から暖かいですね。
これから少しづつ霜がおりたち冬に突入ですね。
寒くなるとどうしても外に出にくくなります。
しかし、寒い時ほど身体を動かしていきましょう。
外の空気や日光を浴びることは体内リズムを整える
ことになりますよ。
今日の投稿テーマはジュニア期のスポーツに
おける子供さんのジャンパーズニーにおける
予防と対策です。
ジャンパーズニーとは=膝蓋腱炎のことです。
↑の付近が痛くなります。
この障害はサッカー、陸上、バレーボール、
バスケットボールなどでよく発症しますが、
更に怖いのはこの原因は単なる疲労とか
ではありません。膝の使い方が問題です。
膝は競技をする上で非常に重要な関節の
一つです。この動きをよくすることで
痛みを解消することができます。
膝とつま先の向きを意識しましょう。
ジャンパーズニーは名前のとおり、ジャンプを繰り返し
おこなうことで発症しやすくなります。
ジャンプ、特に着地の時に問題があるといわれますが、
ジャンプのモーションの際にその危険信号は
あらわれています。
↑のようにジャンプの際には必ず膝とつま先の方向が
同じであるべきです。これがつま先と膝の向きが違う
ままジャンプ動作に入るとかならず着地後もつま先と膝の
方向は変わってきます。
これが膝を痛める原因となります。
ジャンプの着地の際は膝の真下に小指がくるイメージで。
↑の写真をみて頂くと向かって左側の膝の真下には
ちょうど小指がくるイメージで膝があがっています。これは
ジャンプ動作に近いハードルを走るトレーニングの一種です。
この練習でも膝とつま先の方向が違うと膝を痛める原因になります。
サッカー選手など多くの競技で行われるハードルトレーニングです。
”膝のニーイン”といって膝が内側方向に傾いている選手は少なく
ありません。
↑のように向かって右の膝が内側に向かってつま先と
膝の方向が明らかに違います。これが高い所から
着地した瞬間には膝へ大きな回旋力と剪断する力が加わります。
また、バレーボールやバスケットボールでは着地の際に
選手の足が挟まったりすることが珍しくありません。
その際は更に大きな力が加わり膝の靭帯が完全に断裂する
結果になりかねません。
膝の痛みは動作不全からといっても過言ではありません。
ですので動作を改善し正しいジャンプを行えば
膝のジャンパーズニーの障害を早期に治すことも可能です。
出来るだけ膝の損傷が大きくなる前に動作を正しくするジャンプを
習得することお薦めします。
お子様のジャンパーズニーでお悩みの親御様、気軽に
お問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島