ジュニア期の前十字靭帯損傷からの回復と予防について ②動作を変えることで怪我のリスクを減らせます。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングのトレーナー兼

治療家の野島竜一です。


 

久しぶりに今日は暖かく朝から薄着でもすごせました。

寒くなると外にでるのが辛くなりますが、少しでも太陽の

下をあるくことを心がけています。その方が夜もよく寝ることが

出来る気がします!!


 

今日の投稿テーマは昨日の続きです。

前十字靭帯損傷からの回復と予防について

②動作を変えることがケガのリスクを大きく減少させます。

昨日前十字靭帯損傷の背景などをお話しさせて頂きました。

今日は実際の予防法や回復法についてです。

前十字靭帯損傷の多くは方向転換の際におきます。

バレーボールなどでは着地というジャンプ後の不安定な要素の中で

ジャンプというスピードをとめる際の動作で損傷しやすくなります。

これを予防するにはまず、スピードをきちんと減速する必要があります。

これをしっかりと行うことで方向転換や減速をする際にも大きな力を

膝ではない部分で支えることを意識しなければなりません。

膝は基本大きな負荷や多様な可動性をもつ関節ではありません。

まず、そのことを再確認する必要があります。


 

股関節と足関節を連動させましょう

方向転換、スピードの減速にはそれを受け止めるのに適した関節で

おこなうことが必要です。それは股関節と足関節です。

足関節は地面に近い関節です。この部分でまずしっかりと股関節に

うまく伝わるように地面をとらえることが重要です。

この部分から違っていると膝に大きな負担がかかります。

足の関節まず地面をとらえるには足の関節の可動性が必要です。

そのことが次の股関節で支えることにつながります。

img_1894

↑のように足の関節、股関節でしっかりとスピードを減速するために

連動した動作が必要です。写真の動作はこの状態から次の動きに移動

する瞬間です。しっかりと臀部に力がかかり非常に安定した状態で次の

動作に進むことができます。

減速するにはしっかりと地面をとらえる環境づくりが必要です。


 

前十字靭帯損傷の予防にはつま先と膝の向きが同じ方向を。

つま先と膝の向きを同じにする練習は膝の構造上重要です。
膝はつま先と同じ向きであると膝への剪断力が軽減します。
しかし、方向が別々であるとその次の動きで膝に剪断する力が
働きます、これでは前十字靭帯損傷をくり返すことになります。
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↑のように方向転換した際につま先と膝の向きが同じです。
このように常にこの動きを行えることができれば剪断力を軽減できます。
この動きこそ股関節の可動性なのです。この動きは股関節にしかできない
動きなのです。
股関節はそれだけ大きな可動性を発揮できます。
またそれに付着している筋肉も大きく強いとえいます。
ですのでこの部分の動きを変えることで今までより、動きが
スムーズになり怪我のリスクも大きく減少します。
股関節の可動性を向上させ、
足関節からの連動した動きを行うことで前十字靭帯損傷からの
大きな予防につながります。
是非、股関節、足関節の動きを見直すことをお薦めします。

前十字靭帯損傷からのリハビリや予防については
選手の方々、親御様、ご質問等気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
asukaトレーニングクラブ
トレーナー野島
0742-22-0120

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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