奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングのトレーナー兼
治療家の野島竜一です。
久しぶりに今日は暖かく朝から薄着でもすごせました。
寒くなると外にでるのが辛くなりますが、少しでも太陽の
下をあるくことを心がけています。その方が夜もよく寝ることが
出来る気がします!!
今日の投稿テーマは昨日の続きです。
前十字靭帯損傷からの回復と予防について
②動作を変えることがケガのリスクを大きく減少させます。
昨日前十字靭帯損傷の背景などをお話しさせて頂きました。
今日は実際の予防法や回復法についてです。
前十字靭帯損傷の多くは方向転換の際におきます。
バレーボールなどでは着地というジャンプ後の不安定な要素の中で
ジャンプというスピードをとめる際の動作で損傷しやすくなります。
これを予防するにはまず、スピードをきちんと減速する必要があります。
これをしっかりと行うことで方向転換や減速をする際にも大きな力を
膝ではない部分で支えることを意識しなければなりません。
膝は基本大きな負荷や多様な可動性をもつ関節ではありません。
まず、そのことを再確認する必要があります。
股関節と足関節を連動させましょう
方向転換、スピードの減速にはそれを受け止めるのに適した関節で
おこなうことが必要です。それは股関節と足関節です。
足関節は地面に近い関節です。この部分でまずしっかりと股関節に
うまく伝わるように地面をとらえることが重要です。
この部分から違っていると膝に大きな負担がかかります。
足の関節まず地面をとらえるには足の関節の可動性が必要です。
そのことが次の股関節で支えることにつながります。
↑のように足の関節、股関節でしっかりとスピードを減速するために
連動した動作が必要です。写真の動作はこの状態から次の動きに移動
する瞬間です。しっかりと臀部に力がかかり非常に安定した状態で次の
動作に進むことができます。
減速するにはしっかりと地面をとらえる環境づくりが必要です。
前十字靭帯損傷の予防にはつま先と膝の向きが同じ方向を。