奈良市フィギュアスケート専門トレーニングジム/ ダブルアクセルを成功する為の身体の使い方とトレーニング方法とは!!

奈良市フィギュアスケート専門トレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。

フィギュアスケートシーズンに入りました。今シーズンはオリンピックもあり

フィギュアスケートではとても楽しみなシーズンになりますね。

その中で中学生以上に関しては6級という壁があります。

中学生になって6級を取得していないと全中などの大きな大会に出場することが難しくなります。

 

しかし、現在では小学生の4,5年生でほとんどの選手が6級にチャレンジをする時代になりました。

その為、6年生では確実に6級を取得しておきたい所です。

この6級にはダブルアクセルと呼ばれるジャンプを成功させないといけません。

ダブルアクセルは最難関の壁とも言えます。ただフィギュアスケートの練習で跳べる選手もいますが

それはかなり難しく現実的にはしっかりとトレーニングを行ない6級を目指すことになります。

 

ではダブルアクセルを成功するにはどのようなことが必要になるのか。

まず大切なことは正しい動作を覚えるということです。

正しい動作でジャンプモーションに入ることでジャンプ成功率があがります。

ジャンプの高さは15センチ程度跳べれば問題ありません。

 

最低限の高さは要りますが実際には回転速度になります。

回転の速度をあげることが重要なポイントになります。その為にはまずは軸の安定性を改善することが必要になります。

回転する時には右を軸として左側に回転をしていきます。このとき右軸で回転することを忘れてはいけません。

基本動作のメカニズムとして動く方向の反対側は軸になります。

その為右軸の軸が安定しないとなかなか回転を充分に行うことが出来ません。

次にジャンプ中に右脚の膝、股関節を速く伸展することが大切です。よくあるのがジャンプの時に右の膝が曲がったまま

ジャンプ動作に入ると膝が曲がっている分身体にかかる遠心力が増し軸が大きく動いてしまいます。

これでは右軸が安定せず身体のバランスをとれないまま回転に入ることになります。

軸が安定しないままの回転ではバランスが崩れ着氷で転倒することになります。

 

最後にジャンプと時に脚だけでジャンプをする選手が少なくありません。これは小学生低学年ではジャンプで

腕のスイングや上半身をあまり使わずに跳んでも跳べることが結構あります。これは身長が小さく回転軸が安定するため

低学年では跳べることが多いのです、しかしその感覚で高学年でも跳んでいると跳べなくあるのです。

上半身の特に腕のスイングが重要になります。

特にアクセルジャンプは上に腕をスイングしやすいジャンプです。

腕、上半身を使ったジャンプ動作が重要になります。

 

このように軸の安定、右脚に伸展、上半身の腕のスイングが陸で正しく練習することで

氷上でもジャンプの時にイメージしやすいでしょう。

ダブルアクセルを跳ぶのは10年前では中学生が行えるレベルでした。しかし現在では小学生で

跳ぶ選手がほとんどになりつつあります。

ジャンプの高さに10年前と変化はないのですが、軸の安定感と跳ぶコツを覚えることで

現在では当クラブでも小学生4年生でダブルアクセルを成功している選手がおられます。

出来るだけ早い時期に低学年での跳び方から正しい身体の使い方を覚える跳び方に修正していくことで

ダブルアクセルは誰でも跳べるジャンプと言えます。

 

是非、ダブルアクセルをチャレンジしましょう!!

トレーナー兼コーチ野島

 

フィギュアスケート

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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