奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/フィギュアスケートでのジャンプを成功させるための動作トレーニングとは!!

奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブです。

今日はフィギュアスケートのジャンプについてです。

 

フィギュアスケートでは、競技の中で一番ポイントとなるのがやはりジャンプ。

このジャンプを成功させるためには、回転の軸、速度、踏切など重要な要素が沢山あります。

しかし、この中でももっともポイントになるのは

軸回転をいかに成功させるかです。

トリプルアクセルなどの前方向に進行して跳ぶジャンプ、トゥループなどの後方に進みながら跳ぶジャンプを

別々に考えてはジャンプは成功できなくなります。

全て同じ方向への左方向に回転していきます。

この左方向に回転することが全てになります。よく小学生などはアクセルジャンプとトゥループジャンプを

別々の軸を作って跳ぶ選手がいますが、これをすると1回転~2回転で跳べなくなることが少なくありません。

3回転以上のジャンプを成功するには、いかに回転軸の速度をあげることが物理的に必要になります。

その為、回転軸の速度をあげるには軸回転の軸がずれていると回転に大きな影響がでます。

 

この軸を安定させるにはまず骨盤の位置です、特にジャンプに入る前の時に大きくどちらかの

骨盤が大きく傾いたりするとジャンプに入る前から軸自体も傾いているのです。

これが空中で大きく軸が変化することになります。

この軸をつくるには体幹トレーニングになるのですが、

特に片足に加重するようなトレーニングが必要になります。

フィギュアスケートだけではないのですが、片足をあげて跳ぶような競技では

あげた脚側は重力に引っ張られてしまいます。その為、骨盤も傾く傾向になります。

その為、空中で浮いている脚側の体幹の意識を行う

ヒップロックと言われるトレーニングとランジトレーニングがとても重要になります。

 

①ヒップロックトレーニング

あげている脚を固定させるには体幹と臀部への意識が必要になります。

写真①では上方にプレイとを持ち上げ、片足をあげるトレーニングをおこなっております。

この時に、しっかりと骨盤が左右フラットになることが大切です。小学生などは

特に重りがなくても大丈夫です。軽い棒などでも大丈夫です。

 

②フロントランジトレーニング

 

写真②では前脚に高さをつけてのランジトレーニング。この時に前脚は

イメージできるのですが、後方の脚の骨盤が落ちることが多くあります。

これは支えているのを脚だけに依存すると反対側の支えている支点が小さいために

骨盤が傾くことになります。

その為、後方側の体幹、臀部はランジのモーションの時には。体幹と臀部の意識で身体を支えることが

必要になります。

 

このようなスプリットと呼ばれる足が左右前後にあるの時に、前脚ではなく後方の脚への

意識をしないと実際のジャンプモーションの時に軸が揺れることになるのです。

軸が安定するとアクセルもトゥループもどちらも安定して跳ぶことに繋がる時のです。

 

ジャンプ力をいかに強化しても実際にはこの軸が安定して回転しないと実際は2回転以上の

ジャンプを跳ぶことがなかなか難しくなるケースが多いのです。

まずはジャンプのモーションに入る前の軸をしっかりとつくりましょう。

氷で脚がついているときに軸が安定するとジャンプの際の空中でも安定することにつながります。

 

ジャンプのことで御悩みの方は気軽の体験してみてください。

 

トレーナー兼コーチ野島

フィギュアスケート

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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