奈良市ジュニアアスリート専門ジム/ フィギュアスケートでダブルアクセル、トリプルアクセルを跳ぶ為の身体の使い方とは!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

フィギュアスケートシーズン到来です。

今年度はオリンピックの年になりますね。

ジャンプでは女子でもトリプルアクセルを跳ぶ選手は少なくありません。

中学生~高校生で跳べる選手が今後も増えるでしょう。

これはフィギュアスケートでの陸トレでの成果ともいえるでしょう。

科学的なトレーニングでジャンプの難易度は低年齢化しています。

小学生でも4年生くらいでダブルアクセルを成功する選手も少なくありません。

10年前では考えられないことですね。前回のオリンピックから4年で多くの選手が

トリプルアクセルへの成功を収めています。この現象は更に続くと思われます。

 

ダブルアクセルトリプルアクセルを跳ぶ為には、才能ではありません。

以前は才能で跳べるみたいな感じがありましたが、才能ではありません。

才能であるなら、練習をコツコツ出来ることが才能かもしれませね。

アクセルジャンプを跳ぶには、まず、跳ぶまでの過程を正しい動作を繰り返し練習して

身体に身につけましょう。

 

アクセルでは他のジャンプとは大きく違うのが前向きに跳ぶということです。

難易度はもっともジャンプでは高いと言われています。

前向きに跳ぶ為に、どうしてもジャンプを前に跳ぼうとする傾向がありますが

ジャンプは前に跳ぶとスピードのコントロールの制御が出来なくなり着氷でのミスを誘発することになります。

 

ジャンプはあくまでも上に跳びます。この上に跳ぶには

①股関節でにヒンジ動作

②上半身全体でのスイング動作

⓷軸回転を行う為の右軸での動作

④顔の向く方向

 

この4つが重要になります。

ジャンプは基本膝では跳びません。股関節で跳びます。ジャンプ動作で膝の痛みがある選手は

跳ぶ動作自体に問題があり、特にスケートでのスキルではないのです。

まず股関節の屈曲、伸展動作がありジャンプします。

①股関節屈曲と伸展動作

この股関節の動作が出来ることでジャンプで膝でを痛める可能性を軽減することになります。

又、ジャンプから着氷もすべてこの股関節のヒンジ動作が基本になります。

②次に上半身ですが写真①でもあるよう肘の位置が上後方にあります。

肘が上後方にあることで、身体の体幹力を緩めず跳ぶことにつながります。

 

⓷軸を回転させる時に写真②のように自分の右股関節事回る意識が必要になります。

これが脚だけで回る意識で回転に入ると軸がぶれることになります。

回転はあくまでも股関節事回る意識が必要です。

 

最後い顔の向きです。どうしても回転するときに顔が進行方向に向いてします選手がいます。

顔が先に進行方向を向くと、どうしても下半身と上半身のタイムラグが出来なくなります。

回転でも下半身と上半身の回旋のタイムラグがあることで、下半身が回転して上半身が回転するときに

スピードを加速するには顔が出来るだけ進行方向を見ないでおくことが大切です。

 

アクセルジャンプの成功はこのような動作を正確に出来ることで

誰でもが行えるジャンプなのです。

その為には陸で身体の使うメカニズムを正しくトレーニングすることがポイントになります。

 

是非、フィギュアスケートでダブルアクセル、トリプルアクセル成功には

正しいジャンプ動作をみにつけましょう!!

 

トレーナー兼コーチ野島

フィギュアスケート

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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