
奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はサッカーでの体幹軸の安定させ、キックや切り返し動作を行う方法についてです。
サッカーではキックや切り返しの時には片足になることが多いのです。
この片足になった際に、軸が安定していないと実際には自分を安定させることが
出来ずに倒れることになります。
この軸を安定させるには体幹の強化が必要です。しかし、この体幹の強化ってどのようにするのか。
簡単そうでなかなか難しいのです。
軸が安定しないままキックの動作に入るとキックした時の精度が落ちます。また切り返しなどの時にも
軸が安定しないと身体がブレてしまいます。
①片足になる瞬間 ②片足になる瞬間
片足になるときに、ではどのようにすれば軸を安定したままキック動作や切り返し動作を
行うことができのか。
まず片足になるということは基本浮いている脚の骨盤は下がろうとします。重力で身体は自然に傾いていきます。
しかし、それをコントロールするのは、上半身になるのです。上半身を自分で引き上げる能力が大切になります。
多くの選手は脚を浮かした時に、腕の位置や肘の位置をさげたままプレーを行います。
肘の位置が、腕の位置が低い所になると重力でさらに重心位置が低くなり片足で身体を支えるのはとても
難しくなるのです。
しかし、上半身を引きあげることで片足でも軸を安定した状態で動くんことが出来るのです。
③片足でのトレーニング風景 ④片足でのトレーニング風景
片足でのトレーニング風景です。写真③④では片足で地面を押して支えている所です。
このとき、写真③では地面の反力をもらい空中にジャンプしています。
④ではウォーターバックをもって片足で支えている所です。この両方とも上半身の力がとても重要になります。
上半身で身体を引きあげる機能を持つこと片足で支えることになるのです。
このように片足でトレーニングを行うときに脚で支えるというイメージを無くしましょう。
あくまでも、上半身で支えることを意識することで片足で軸をぶれずに動く動作を行うことが出来ます。
サッカーでは片足で行う動作がほとんどです。その為片足での軸の不安定な動作はキックや切り返しの時の
ほんの一瞬の不安定な要因になります。この一瞬の不安定な動作が試合ではパフォーマンス低下につながります。
試合でパフォーマンスをさげないためにも、是非片足で様々な動作を行えるようにしましょう。
軸を安定させるには上半身のイメージがとても重要になります!!
トレーナー兼コーチ野島