
奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
最近トレーニング指導で良く聞かれることが呼吸の方法についてです。
呼吸が出来ると出来ないではトレーニングの効果は大きく違います。
呼吸でトレーニングをしているといったも過言ではありません。
基本、筋トレで重量をあげる際には呼吸筋で姿勢をまず安定させることが大切です。
なかなか感じるのが難しいのですが重量をもつとどうしても身体は回旋しやすくなります。
①スクワット動作
筋トレでは自分ではきずかないうちに身体は回旋したり前後に揺れたりすることが少なくありません。
その為、写真①のようなスクワット動作でも体が前後、左右に回旋するとどうしても筋トレで効果を出しにくくなります。
まず筋トレでは身体の軸がブレないで行うことが必須です。
特に重たい重量をもつと身体が回旋すると重量をあげる際に、遠心力が加わり30kgの重りが30kgではなく
40,50kgになります。
その為、なかなか筋トレしても重さに対応できないため、関節の可動範囲が狭い、または使いたい筋を使えない為に
筋トレでの効果が薄くなることが多いのです。
その為姿勢が崩れると筋トレでの効果を期待出来なくなります。正しいフォームを習得を動画で覚えても
呼吸を正しく行うことが出来ないと重量があがるとフォームが崩れることになるのです。
これがダイエットなどで筋トレでの効果を出しにくい大きな原因になります。また筋トレをしているが
あまり筋トレの成果があらわれにくいなどにつながります。
それを解決するのが呼吸になるのです。
呼吸をまずしっかり行う練習からおこないましょう。
②リフォーマーマシーンでの呼吸
呼吸を行う上でまず重要になるのは仰向けで練習しましょう。これは背中がマットについているため
呼吸を行う際に背中に酸素が入るのを確認しやすくなります。
まずこのようなマットで背中側に酸素が入る練習をしましょう。
背中に呼吸が出来ている感覚が掴めることで、立位などのトレーニングでより背中に酸素を
入れる感覚がつかめます。
筋トレを行うとき呼吸を無視してガンガン回数をおこなうとやった感はあるのですが
実際はほとんど効果がないのが現状です。それも重量があがると出来なくなります。
ほとんどが腕だけや脚だけ行うと軽い重量では出来るのですが、重たくなると
先程も記載しましたが姿勢の安定性にかけるため重量をあげることができにくくなるのです。
呼吸を背中で意識して行う、この習慣をつけましょう。
背中で呼吸を吸うことでより沢山の酸素を導入することが出来ます。
この酸素を沢山吸うことが筋トレで大きな力を発揮する一歩になります。
姿勢の安定なくして筋トレでのダイエットなどは難しいのです。
姿勢を安定させて効かせたい筋を狙うには呼吸で正しい姿勢を維持できるようにしましょう。
トレーナー兼コーチ野島