
奈良市ジュニアアスリート専門のトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
当クラブでは様々な競技スポーツの選手が練習をされています。
日本だけでなく海外の選手も沢山オンラインでトレーニングをおこなっております。
その中で、小中学生で速く走るには、練習量を沢山しても速くはなかなかならないケースも少なくありません。
これは練習量は動作の正確性が重要です。毎日正しい姿勢と正しい動きを10分練習する方が確実に速く走ることになります。
これは動作スキルがエラーが出ているとどうしても、速く走れるのに、違う部分で頑張っているため余計な力が入り
無駄なエネルギー消費をして速く走ることが出来なくなります。
その為、出来るだけ速く走るには、姿勢がとても大切になります。
小学生や中学生は高校生や大学生のようにまだ筋力が発達していない為、大きな筋のパワーで走ると
いうことは出来ません、その為動作の手順を正しく習得することが大切になります。
まず正しい姿勢で立つ。
歩行が正し姿勢で歩くことが出来る。
この2つから始まります。猫背、反り腰、ガニ股などの習慣的におこなっている姿勢が
あると走るときのエラーにつながります。走る時に、姿勢を正しくつくることが出来ないと
実際は速く走ることが出来ません。
プロのサッカーやラグビー、野球などの選手でも歩行の姿勢が綺麗な選手は脚も当然速くなります。
これはリンクするのです。
脚、特に膝が空中で伸ばそうとする選手は地面を自分身体の真下で押すことが出来ます。
しかし、膝が曲がった状態で大きく前に出す選手は身体の真下に体重が来ない為に、走る方向の力のベクトルが
進行方向と逆方向に向きません。
①走るベクトル
走る時には写真①のように進行が前の場合、傾斜に対して反対方向に脚を押すことが要求されます。
これが走るベクトルの力の押す方向になります。
また踵をつけて走ると一旦体重が身体の後方に移動する為に力の方向に変化は起きるため
基本は踵は数ミリでもいいので浮かして足裏の真ん中で押すイメージが必要になります。
②スタートする時は膝と足首の角度
①の動きがイメージ出来れば次に足首と膝の位置関係になります。
写真②のように足首と膝の位置が45度くらい傾斜出来ると進行方向に向かって地面を斜め下方に押すことが
出来ます。
このように脚を動かすことで地面を正確に押すことが可能になります。しかしほとんどの選手がスタートの時に
足首の角度が前方に倒すことが出来ず、その影響で膝も前方に移動していません。
これではスタートの際に爆発的に前に進むのにとても不利になります。
写真②の角度をつけて走ることで前方に進むための力をより効果的に発揮することが可能になります。
30m走 最近では様々な競技でタイムが注目されています。
しかし、30mを速く走るにはスタートで遅れると速く走ることがとても難しい距離です。
スタートで一気に加速するには、どれだけ地面を正確に押すことができるかになります。
是非、走るスキルを覚えて30mを速く走って競技に活かしましょう。