
奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
最近様々な競技でトレーニングに来られるお子様が増加しております。
競技で重要になるのは、練習ですが、練習する動作がエラーが出ている場合なかなかそれを
コーチが見つけて指示を出すことは簡単ではありません。
特に沢山の選手を見ているコーチではそこまで手が回らないケースも少なくありません。
しかし、このエラー動作が長く続くと記録の低迷、怪我などにつながりせっかく一生懸命練習をしているのに。
上手くならないこともあります。そのエラーを速く修正出来れば記録をある程度までは伸ばし続けることは
可能なのです。
速く走れない選手でも正しい動作を覚えることで速くなる、
速く泳げない選手も正しい動作を覚えることで速く泳げるようになる
速いステップが難しい選手でも正しい動作で速いステップがふめるようになる。
スポーツは楽しいもの、一部の選手の物ではありません。
出来る、出来ないで一喜一憂しないで欲しいです。
誰でも正しい動作を覚えることで難しい動作も出来るようになります。是非、正しい動作を覚えて
スポーツをもっと楽しみましょう。その為に当クラブは毎日、日々子供さんのレッスンをおこなっております。
今日は水泳です。
水泳では、最近は専門の種目だけでなく4泳法全てを行うメドレーなどが推奨されています。
その為、出来るだけ全ての種目を泳げることがベストと言えます。
基本バタフライ(バッタ)平泳ぎ(ブレ)クロール、背泳(バック)がありますが
バックが綺麗に泳げることで水泳の泳ぎが少し変化します。
後はブレやバッタは股関節の使い方が特徴的です。
まずバックですが、このバックをなぜ推奨するかといいますと、背泳は肩甲骨を下げる動作が含まれます。
基本肩甲骨が下制という、下がる動作がないと泳ぐうえでかなり重要なポイントになります。
泳ぐ際によく、前に進むから前に腕を出すことを意識する選手が少なくありません。
腕を前に伸ばす動作には肩、腕、胸の筋肉が。しかし腕を前に伸ばす意識をするととても
腕や肩が疲れ100m、200m、400mを泳ぐとかなり上半身の腕、肩への負担が大きくなり
なかなかスピードにのって長い距離を泳ぐことが難しいでしょう。
①肩甲骨の動きの確認
泳ぐときに必要になるのは肩甲骨の動きです。
肩甲骨が下制することが出来ないと身体が前に進むことがなかなか出来なくなります。
それは肩甲骨が下制することで胸椎が大きく伸展し前に移動すことを促進します。
写真①をみて頂くとわかりやすいと思います。
肩甲骨が下方に下がることで、反対側の胸椎が伸展することで前に進んでいます。
その為、この両腕の特に肘の動作がとても大切になります。肘を後方に移動することで肩甲骨を下制することが出来ています。
②肘から後方に引くトレーニング
肘から引く意識で腕を動かすことでより肩甲骨への意識が高くなります。
腕で動かす意識で行うとどうしても腕のみの単一な動きになり泳ぎにとても影響します。
速く泳ぐなら1ストロークでどの程度泳げるかがポイントになります。
ストローク数が増加するということは当然、疲労が後半重なりスピードが減速することになります。
効率よく泳ぐにはいかに腕だけに頼らない泳ぎが出来るかがポイントに。
その為にも肘から動かし出来るだけ上半身が半身になるような動作を普段から練習しましょう。
この動作が上手くなることでクロールにも大きな影響を及ぼします。
またブレやバッタでは腕というより肘を後方に引く動作が重要になります。
先程の写真①でもわかりますが後方に腕を引く速さが速い程、胸椎伸展する速度が速くなり前方に
進むことになります。
その為には脇を締める感覚で肘を後方に引くことがブレやバッタでは必要に。
脇をしめることで前鋸筋と言われる筋が肩甲骨を安定させてくれます。肩甲骨を下制するには
この脇を締める前鋸筋の動きを正常に動かすことが必要になります。
脇をしめることでより肩甲骨を下制させ胸椎を伸展することが出来ることに。
このように陸で正しくトレーニングを行ない、身体の使い方を覚えましょう。
陸で出来ないと現実的にはプールの中で泳ぐことが出来ません。その為、出来るだけ陸でしっかりと
身体の使い方を覚えることでプールでもその動作を意識出来れば速く動くことにつながります。
陸で正しい身体の使い方を身につけましょう。
そうすることで確実に泳ぎは変化します。