高校生の競泳でのバタフライでの腰の痛みは、胸椎と股関節の柔軟性を上手く使えていないからだと。

奈良市のスポーツ障害、リハビリ専門施設の

あすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

8月に入り、高校野球の組み合わせも決まり、

インターハイも各球技で始まり、

中学生の近畿大会、全国大会も始まろうとしています。

選手の競技を悔いのないように、

まずは体調面の管理を大人がきちんと行ってあげましょう。

せめて、怪我や体調面が万全で大会に送りだしてあげたいと思います。

 

 


 

高校生での競泳のバタフライでの腰の痛み、胸椎、股関節を上手く使えていないかも。

 

 

競泳のバタフライで腰を痛める選手は少なくありません。

競泳でとくにバタフライは泳ぐ際に腰を伸展するような

動作が水面からうきあがるときにおきます。

しかし、実際には腰の伸展ではなく、股関節の伸展と

胸椎部分は伸展(反るような動作)で行われます。

しかし、これはインターハイに出場する選手でも腰を

強く反る動作で泳ぐフォームが癖になっていることがあります。

実際にこのフォームで泳いでも確かに腰の柔軟性が非常に高い選手なら

可能なのかもしれませんが、現実にこれではタイムがいずれ向上しません。

 

以前バタフライの高校生の選手を指導している時に

中学から高校に進み、なかなかタイムが向上せずに、

悩んで当クラブに来た選手がいます。

フォームを確認すると腰の柔軟性が高い為常に腰を反る動作で

泳いでいたのです。しかし、高校生1年の冬くらいから腰が少し痛くなり

やはり根本的なフォームを改善しないとインターハイは難しいという

結論にいたり、トレーニングも体幹部分、特に股関節伸展する力と

胸椎を伸展する能力を6ケ月間徹底的に指導しました。

その結果2年生ではインターハイ、国体と全国大会常連選手に

成長していきました。

 

ほんの少しのことですが、選手はどの部分を意識して泳ぐのかを

高校生ではなかなか判断出来ない部分があり、そのうち怪我に悩み

タイムが下がり練習量だけを増やすことで更にオーバーワークになり

才能ある選手が崩れることにも繋がります。

 

股関節と胸椎がきちんと使えずには、バタフライでのタイム向上は

難しいと思います。

 


 

股関節、胸椎の持つ大きな力を活かしましょう。

 

Attractive young athlete with muscular body exercising crossfit. Woman in sportswear doing crossfit workout

Young woman playing badminton over white studio background

The young ballet dancer jumping on a lilac background. Ballerina is wearing in blue dress and pointe shoes. The outline shooting - silhouette of girl with smoke effect

上記の写真を見てください。

重量を素早くあげる、ジャンプスマシュを打つ、

ジャンプして演技する。

どの競技にも共通している部分があります。

股関節、胸椎が伸展している部分です。

競技の違う種目でなぜか。

 

それは、これが競技で一番身体の柔軟性と強さを発揮できる

動作だからです。

競泳のバタフライでも同じです。

股関節、胸椎のパワー発揮を出来るトレーニングを日々行うことで

競技の時のフォームに大きな影響を与えます。

現代、水泳では陸上でのトレーニングは不可欠です。

北島康介選手もそうでありました。

彼は徹底的な陸上でのトレーニングを行った来た選手の一人です。

 

競泳で速く泳ぎたい、しかし、なかなかタイムが伸びない

腰が痛い、膝が痛くなかなか自分の思う通りの泳ぎが出来ない、

これは基本的には動作に問題があると思われます。

動作を改善することで根本的な痛みの原因を改善し、

股関節、胸椎を強く柔軟にすることでタイム向上、怪我予防に

結びつくと思われます。

 


 

水泳でのタイム向上、腰、肩、膝の痛みでお悩みの親御様、

選手の方気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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