
奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はゴルフについてです。
最近ゴルフスイングのレッスンで皆様、スコアの自己新を出されています。
ゴルフではなかなかスコアが90を切れない、100を切れないなどのご相談を頂きます。
スイングは簡単そうでなかなか現実的にはスイングの軌道を毎回正確に行うことがとても重要になります。
しかし、そのスイングを行うには身体の使い方がとても大切になります。
スイングでよくある動作としましたは
①腕の腕力で振る。
②股関節のヒンジ動作が使えない。
③胸椎の回旋が速く、実際のフォロースルーが出来ない。
④股関節と胸椎の連動が出来ない。
このようなことがあげられます。
何回も練習にいくがなかなかうまくならない。のはいくら何百球の球を打っても実際の練習で
動作を改善しない限りある一定のレベルから上手くなるのは難しいのです。
ではどのようにすればスイングを改善し軌道を一定のラインで行うことが出来るのか。
ゴルフではまず並進運動と呼ばれる右から左に体重が移動します。その時に軸まで移動はしないようにしましょう。
体重移動と軸移動は違います。あくまでも自分の軸は中心部分です。
次に股関節のヒンジと呼ばれる股関節を後方に引く動作がとても大切になります。
ゴルフだけではないのですが、引く動作がほとんどの競技にしめます。
①ボールでの引く練習動作
写真①のようにボールを使って後方に引く動作をおこなっております。この時右の股関節を後方に引くことで
力を発揮する準備を行います。この引く動作が出来ないと実際には並進運動が出来ません。
②左股関節のヒンジトレーニング風景
次に右でのせた体重を左に移動していきます。このとき、左の股関節を引くイメージがあることで
胸椎をより回旋しやすくなります。左の股関節を引くタイミングで身体を引きあげていきます。
この股関節を引くことで全身を引くことにつながるのです。
この引く動作を練習することでゴルフスイングは飛躍します。
③④後方に肘を引く動作トレーニング
最近推奨しているのは肘を後方に引くトレーニングです。このとき胸椎の伸展、回旋、肋骨の動き、肩甲骨の下制など
様々な動作を含んでいます。肩甲骨や肋骨はとても可動性が高いため胸郭を動かす練習を連動で行うことが大切です。
このハイエルボートレーニングは肩甲骨が下制方向に移動するため、競泳の背泳の動きに似ています。
肩甲骨を動かすことが出来ることでより胸椎の動きが正常に稼働することになります。
上半身に動きが出来ることでより先ほどの下半身の股関節のヒンジ動作につながります。
ゴルフでなかなか上達しない、なかなかスコアが安定しない。
これはほとんどがスイングの軌道を修正することで改善できます。
現在来られているかたは
スコアが1年間で100→80になったかたもおられます。それも60代の方です。
是非、スイングの軌道を修正するゴルフスイングトレーニングをお薦めします。
トレーナー兼ゴルフスイングインストラクター 野島