奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ シンスプリントを改善する足トレーニングと走り方について。

奈良市のジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

今日はスポーツ傷害で多いシンスプリントについてです。

シンスプリントとは後脛骨筋に発症する脛骨の内側部分の炎症です。

骨膜炎とも言われております。

発症する年齢は特に小学生だけでなく、高校生から大学生でもおきる傷害です。

原因は大きく2つ。

①足底のアーチが崩れ足首が回内動作になり、後脛骨筋を過度に伸張することで骨膜などに炎症がおきます。

②足の接地がつま先接地などで地面を正しく押せないことで足首や足の関節が過度に回旋されておきます。

 

 

競技ではサッカー、バスケットボール、剣道、陸上、などどの競技でもおきるといえます。

特に運動経験の浅い選手が急激な運動を行うと発症する可能性が高くなります。

シンスプリントはほっておくと進行すると有痛性外頸骨なども併発し走るととても

痛くなり、競技が出来ないレベルになることも少なくありません。

 

では、どのようにすればシンスプリントの予防と痛み改善できるのか。

まず足トレです、最近の子供さんは裸足での生活がほとんどなく、運動するときはシューズを履く為に、

地面を裸足で踏むことがほとんどありません。

また、硬いアスファルトや人工芝での競技を小学生から行うケースが多く、足の縦、横のアーチが

無くなっているケースが多くあります。いわゆる扁平足です。

また地面を押すことが正しく出来ない為にどうしても足が回内と言われる形になり

この状態で靴の形も固定されるために、足裏の力が低下します。

 

①アーチが崩れた状態(左足首)

この写真のように親指の内側部分が地面に接地する為に足首に大きな回旋動作がかかります。

その為、足トレがまず重要になります。

②足のグー運動               ③足のグー運動

足は基本縦と横のアーチで構成されています。

その為写真②③のようにまずはグーができるかどうか。特にグーをしたときに指の中足骨の部分が

飛び出てきます。手ではほとんどの選手は出来ますが足の指はほとんどの選手が写真②のような形に

なりません。その為、グーをして中足骨が写真②のようになるようにトレーニングしましょう。

④足トレ

先ほどの足トレが出来れば今度は足指トレです。ビー玉などを親指と人差し指で挟みます。

これを何回も挟んでは離して行ないます。そうすることで足指自体が強化されます。

実際に走るときは足の指はパーで行ないます。しかし、指が開かないと指が靴の中でまがり

地面を押しにくくなります。

 

⑤地面を押すトレ

最後に地面を押すトレーニングをしましょう。その時写真のように反対側の足裏が地面につかないことが理想です。

つかないと地面を足裏でしっかりと押すことを意識できます。

真っすぐ地面を押すには先ほども記載しましたが、足裏のアーチがとても大切です。

足裏アーチが出来るとシンスプリントの痛みを大きく軽減し最終的にはシンスプリントを改善出来ます。

 

足裏のトレーニングをお薦めします。

トレーナー兼コーチ野島

シンスプリントでお困りの方は体験してみてください。

asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

同じカテゴリーの記事を読む

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。