奈良市ジュニアアスリートトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
今日はフィギュアスケートの3回転、トリプルアクセルに必要なトレーニング方法です。
最近は海外からもお問合せがありありがとうございます。
ほぼ皆さんが3回転ジャンプを成功させて頂いております。
フィギュアスケートでの3回転以上のジャンプを跳ぶにはいくつかの条件があります。
この条件を練習することでほとんどの方が3回転を跳ぶことが可能になります。
では、この条件とは。
①右軸回転
②股関節内旋動作
③胸椎の回旋動作
④ジャンプの最低限の高さ
⑤身体を絞り込む動作
この5つが必要になります。
特に今日は②についてお話していきたいと思います。
ジャンプでは特に3回転以上を跳ぶ場合、
2回転と違うのは回転が1回転増えることで、空中での滞空時間を少しでも
伸ばすことが必要です。しかし、現実的にはジャンプをおこなったときから
身体を回旋することが空中では出来ません。
跳ぶとすぎに重要で地面に引き寄せられます。
この時間おおよそ、0,8秒程度です。この1秒もない時間で跳ぶには、
空中ではなく、足裏が地面に接地しているときの動きがとても重要になります。
ただ高く跳ぶだけでなく回転を3回転行うには、跳ぶ前にどれだけ事前動作が正確に出来ているかが
重要です。
特に股関節、股関節が素早く内旋動作が出来ているかどうか。
この内旋動作がジャンプするまでに出来ないと空中では股関節を動かす時間がありません。
①股関節内旋トレーニング
写真①のように股関節を内旋する特に、右の股関節を内旋するトレーニングを
行ないましょう。3回転を跳べな場合に、この右脚の回旋があまりなく外旋した状態で
跳んでいる、又は内旋しきれないで跳んでいるケースが多くあります。
この内旋動作を行うことで、身体を絞り込むイメージが出来ます。
この絞り込むというイメージがなかなか選手には難しいみたいです。
絞るには股関節を内旋する、これは他のスポーツにおいても同じことが言えます。
内旋動作を素早くすることで身体の軸回転能力は大きく変化します。
この軸回旋に速度があがるということは、野球やテニスならスイングの速度があがります。
フィギュアスケートの場合では、軸回転の能力があがり3回転以上を跳ぶには
0,8秒の間で回転速度をあげることで、3回転ジャンプのまず回転不足を解消します。
股関節を内旋するトレーニングでは、
②③股関節内旋トレーニング
ウォーターバックなどを用いたり、チューブで負荷をかけたりして腕ではなく股関節だけで
内旋を行うトレーニングを行ないます。
④
写真④のように内旋動作を行うことで軸を小さく回転することが出来ます。
是非、股関節の内旋トレーニングをお薦めします。
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トレーナー兼コーチ野島
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