奈良市ジュニアアスリート専門のジム、asukaジュニアアカデミーの野島です。
今日はサッカーでの競技パフォーマンでのスピードアップ編の第2弾です。
先日の体幹編に引く続き、脚の使い方です。
サッカーでは速く走る、動きのスピードアップは必須です、
世界的にスピードある選手がこれからも世界に現れてくるでしょう。
その背景にはスピードアップの専門コーチが欧州にはおられる為、
今後よりスピードアップにはどのチームもより速く動ける選手が出てくる可能性があります。
その中でジュニア期のスピードアップについて、今日は脚の使い方になります。
まず速く動く為には
①床反力
②股関節のローディング動作
③地面を押す方向性
この3つがとても重要になります。
①の床反力というのは、地面を強く、速く押すことで地面からの反力をもらった進むことが
できます。ジャンプ動作などはこの反力をつかっています。
②の股関節のローディング動作とは、地面を押すときにどこかに力をためて押す必要があります。
膝、股関節が伸展していると前方には進めません。その中で股関節が曲がり股関節でのローディング動作が
あることでより地面を強く押すことが出来ます。
方向転換などはこのローディング動作がとても大切です。
③の地面を押す方向は、進行方向と反対側を押すことでより推進力を得られて進むことができます。
この前方への推進力は地面を押す方向で大きく変わります。特に減速してから加速するときなどは
地面をどの方向性に脚で押すかで、加速する速度が大きくかわります。
このように、どのように脚を動かすかで、速く動けるかは決まります。
特にサッカーのような減速、方向転換、加速が頻繁に続く競技では、様々なシーンによって
身体の使い方を習得することがより試合で速く動けることにつながります。
①股関節でのローディング動作
写真①では股関節で地面を押すときの動作になります。
床と太ももが平行くらいの所までおりてそこから地面を押して上体をあげてきます。
この時、出来るだけ足首の傾斜角度と身体の傾斜角度が同じくらいになることでより地面を強く
押すことが出来ます。
②床反力トレーニング
写真②は縄跳びです。小学生ならほぼ全員が行っている冬の運動です。
この縄跳びで地面をしっかりと押して上方にまっすぐにあがることを行ないます。
この時、地面を押して縄跳びをします。太ももをあげる意識ではなく地面を
押す意識で行います。
この床反力をトレーニングすることで、地面をより速く強く押す練習になります。
③地面を押す方向トレーニング
写真③はスタブロを使ったスタートの練習です。
このとき、重要になるのはこのスタートブロックをしっかりと押すことです。
斜め後方にあるブロックを押すことで、このブロックがなくても自分が速く進むにはどの方向で
地面を押すことでより速く進めるかが理解していけます。
当クラブでもスタブロで練習をしています。
是非、脚の使い方を練習してサッカーで速く動けるようになりましょう。
サッカーのスピードアップの事で御悩みの方気軽にお問い合わせください。
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