奈良市ジュニアトレーニングジムのasukaトレーニングアカデミーです。
今日は、サッカーでの動きのスピードアップについて第1弾です。
サッカーでは陸上のような100mを速く走る訳ではありません。
0~10、20mの速さや切り返しでの瞬間的な速さが必要になります。
その為、スピードアップは競技においてとても大切な要素になります。
では、どのようにすれば速く動くことができるのか。
今日は第1弾です。
まず
①体幹
②脚の使い方
③上半身の使い方
この3つに大きく分かれます。
今日は①の体幹についてです。
サッカーでは急激にスピードをあげたり、ブレーキをかけて減速することが試合中に
多くあります。
その中で重要になるのは、まずは体幹の使い方になります。
①体幹の使い方
速く走る、動く為には、地面をいかに垂直方向に押すか、それも強く、速く。
それは脚ではありません。体幹からのパワー発揮になります。
写真①ではウォーターバックをもって地面を片足で押すトレーニングをおこなっています。
このトレーニングでは、腕の重さがある為、自分の体幹部分が正しく使えないと地面を
押すことも難しくなります。
この時まず視線をみてください。斜め下方をみています。
これは動きの中で、視線はとても重要です。
視線を上をむいて顎があがると、体幹部分にある腹圧が下がると、地面を押すときの
力が減少します。それでは強い力で地面を押して移動することが出来なくなります。
体幹部分には呼吸と姿勢をつかさどる筋が存在します。これらの筋をしっかりと活性させるには
腹部、背部のインナーマッスルが強いことで地面を押すときに一瞬で強い力を発揮することが出来ます。
写真①では片足でそれも上腕を上方にあげることで腕の力を使うことは出来ません。
しっかりと地面を押すためには腹圧と言われる体幹部分を意識することがより速く動くための
基礎になります。
②体幹トレーニング
写真②では更に負荷をかけての腹圧のトレーニングになります。
上からと下からとで負荷をかけることでお腹、背中のインナーマッスルの圧を高めます。
よくあるには肋骨が浮いてこないことです。
肋骨が浮いているとどうしてもお腹の圧が抜けてしまい、なかなか地面を強く押すことが出来ません。
その為、写真②のようなトレーニングを行ない、意図的に圧を高めていきましょう。
速く走るにはそれを可能にするエンジン部分=コントロールセンターが必要です。
しっかりとコントロールできる環境化にあることでより、地面を一瞬で速く、強く押すことが
出来ます。
速く動く為には、この体幹部分の強化は必須になります。
サッカーでは、今後更にスピードトレーニングは必須になると思われます。
これは先ほどのW杯でも走る速度や展開の速度が以前よりも速くなってきています。
出来るだけ、速く動けるトレーニングでスピードアップにつなげましょう。
サッカーでの動きでのスピードアップで御悩みの方は気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島