奈良市のジュニアトレーニングアカデミーの野島です。
4月から月2回の開催のトレーニングアカデミーが開催されます。
4月1日土曜日から開催されます。
場所は木津川市相楽小学校グラウンドになります。
来月にはお時間をお伝えできると思います。
今日はジュニア期に必要な競技トレーニングについてです。
競技スポーツでは最近では当クラブでも小学生1年生~高校生までと幅広い世代の
選手がトレーニングに来られています。
その中で重要になるのは、知る感覚と自分で覚える感覚です。
トレーニングの動画サイトや本などは現在誰でも多くのものが存在します。
しかし、有名な選手が行うトレーニングが=誰でもがそのトレーニングをすることで
競技レベルがあがるわけではありません。
有名なコーチが行う動画が=すべての選手がそれをみて競技レベルがあがるかわけでは
ありません。
これは、自分でそのトレーニングの本当の意図を感じないと例えフォームだけを真似しても
なかなか簡単に競技レベルはあがりません。
これは、感覚の問題になるのです。
特に小学生や中学生の場合ではこの感覚を捉えることができるかとどうかで
トレーニングの本当の意味あいを理解することができるとどんどん競技レベルに
活きてくると思います。
長い間ジュニア選手をトレーニングしてきて思うのは、知る感覚と覚えたことを理解する感覚です。
この感覚をどのように教えていけるかが、ある意味トレーナーの仕事ともいえるかも私は
思います。
どんな選手でも、この感覚を覚えることかわまず初めていくことを私はお薦めします。
脚が速くなりたい、速い球を投げたい、高くジャンプしたいなど、競技の必要な
感覚を問う所から始めています。
この感覚をフィードバックしていきます。
今日はやったトレーニングの内容をまずは自分で理解しているかを
トレーニング後確認していきます。特にポイントとなる部分を1回のレッスンで2~3個。
それ以上は頭に覚えて自分で理解していくことは簡単ではありません。
まずは2~3個学年にもよりますが、ポイントだけを覚えます。
このポイントをまずは自分で説明して頂きます。
この感覚を理解していることが前提で課題を覚えて帰って頂きます。この課題も
その日のレッスンで行ったメニューになります。
そして1週間して次のレッスンの時に、前回行ったトレーニングを練習で意識出来ていたか
どうか、また課題をおこなっていたかの確認をお子様にしていきます。
そうすると自分で感覚を覚えてこないと次のステージには進めません。
これはゲーム的な感覚もあるのですが、次のステージにいくことで
よりもっと競技に活かせるメニューがまっています。
この繰り返しを行うことで子供さん自身が自分が練習中に何を意識するかを
再認識していってもらいます。
フォームを真似ではなく、感覚を知ってもらいます。
今、この動作を行ったことで速く感じたかどうか。
これが自分でレッスンの意味を理解することになっていきます。
これはトレーニングだけのことだけではありません、競技の練習でも
同じことが言えます。
トレーニングは今ではどの選手も小学生から行う時代になりつつあります。
しかし、トレーニングは自分の競技レベルに直接つなぐには、真似ではなく
感覚を知ることが最終的には自分のスキルに繋がります。
感覚は才能ではありません。知る意識を高めることが出来れば
誰でも習得することは可能です。
当クラブではジュニアの競技選手のマンツーマンでパフォーマンス向上のトレーニングを
おこなっていますが、この感覚をどのようにしてとらえることができるかを
大切にしています。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島