奈良市ジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミーです。
今日は、サッカーで一瞬で相手を抜く為のトレーニング方法です。
サッカーではドリブルなどで相手を一瞬でぬくプレーが昨今のW杯でも
日本代表選手もそうですし、海外の選手のプレーでも多く見られました。この一瞬で抜くには
少しコツが必要です。ただ走る練習だけでは抜けない部分があります。
これは、床反力と言われる力を使う必要があります。しかし、この床反力を使うには
普段からのトレーニングが不可欠です。
移動する際には床を押すという方法があります。
短距離の100m選手のスタートダッシュでのスタートブロックなどはそのたまものです。
①スタブロ
スタートの時にスタブロと言われる地面を押す器具を使って陸上では走ります。
このスタートで地面を強く押すことで前方への大きな推進力となります。
これがサッカーでも同じことが言えます。スタートの時に、地面を押す意識をどれだけもつかは
床反力の力になります。
②③ ポゴジャンプ
写真②③ではポゴジャンプと言われる床反力のもらうトレーニングです。
地面を踵をつかずに跳びます。この時重要になるのは地面を押す意識です。
特に、地面を強く押す時にどれだけ強く押せるかがこの後のサッカーでの走るときも影響します。
ドリブルなどで相手を一瞬で抜くときには脚を大きくあげるような動作はしません。
あまり脚を挙げることで相手にボールを奪われる可能性があるからです。
その為自分の足首程度から脚をあげて一気に脚を広げて両足でステップを踏み進行方向に進みます。
その時に進行方向側の股関節でしっかりと地面を捉えることが必要です。
その後、前方の股関節を最大限伸展しようとする力が相手をより抜くことになります。
しかし、ここまではほとんどの方がおこなっています。これを可能にする更に最適な方法は
上半身の回旋力になります。
④⑤上半身の回旋での方向転換速度トレーニング
先程まではあくまでも脚、股関節でのイメージです、しかし、これでは相手より更に速く動くには
限界があります。また脚、股関節とう下半身だのみで床反力でのスタートでは床反力をもらうには
不十分と言えます。
これはサッカーでは方向を転換して走る競技である為に、上半身を速く動かさないと股関節や脚の向きを一瞬で
動かすことは難しくなります。
写真④⑤では回旋動作を伴う進行方向への移動になります。
上半身を回旋させることで進行方向により速く動くことが可能になります。
このように床反力と上半身の回旋は必ずセットで覚えていきましょう。
サッカーでは相手がいます。この相手を一瞬で抜くにはいかに進行方向に移動して尚且つ床反力で地面を
押すかが鍵になります。
一瞬で抜くためのトレーニングは当クラブでも多くのサッカーのお子様が実践して驚くくらい速く動けるように
なっています。是非、相手を一瞬で抜く走り方を身につけでサッカーを楽しみましょう!!
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トレーナー兼コーチ野島