奈良市体幹トレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
今日はマラソンでの記録更新する為のトレーニングについてです。
マラソンは基本的に多くの距離を走る練習と陸上での筋トレが最近ではメジャーになってきてます。
この背景には、マラソンでの走る練習を長期間行うことへの身体の負担の問題です。
アスファルトを走る場合、体にかかる負担は体重の2~3倍はかかります。それも片足に。
その為、毎日何十キロも走ることはよほど、体のメンテナンスを行わないと
ランナー膝、疲労骨折、足裏の傷害などにつながります。
しかし、最近のトレーニング科学では長距離を頻繁に走る必要性がそれほどないことも
わかってきています。
身体の乳酸値をあげることで走るときの心肺機能に大きく影響します。
その為短い距離を速く走る練習を行うことで40kmを走る心肺機能をつけることができます。
12分間走などは10年くらい前から導入され、3500mを走れるようになることで
心肺機能をマラソンで培う内容をカバーできるようになります。
また800mなどのスピードトレーニングを5本など。短い距離をある程度の
心肺数で走ることで確実にマラソンでの走る身体をつくることができるのです。
また、それに伴い筋トレも行う必要があります。
特に筋力をつけることはスピード向上だけでなく、怪我をしない身体づくりの為にも必要です。
特に体幹のトレーニングを意識しての筋トレになります。
①
② ③
写真①では片足でのスクワット動作を行っています。
②③では重力に耐えれる体幹強化を行っております。
このように体幹を重力に対して行い、またランジなどを片足で行うトレーニングをおこなうことで
地面を押すときの筋力を高めるのと、地面を押すときにどの部分で押すかをトレーニングで
意識していきます。
特にマラソンでは地面からくる衝撃を受け止めるには、出来るだけ足裏だけでなく
身体全身で地面を押すイメージをもつことで膝、足裏の衝撃を分散することになります。
体幹部分が安定することで、走る時の左右前後のブレを抑えることが可能になります。
体幹が強いことは走るときの身体の回旋動作を最小限に抑えることができる為の
スタミナの消耗を抑えることになります。
現代のマラソンでは走ることも必要ですが長時間毎日のように走ることは
時間的な問題と身体に受けるダメージも大きくなります。
マラソンを今から始めるかたやなかなか記録が伸びない、怪我をよくするなどの
方はトレーニングを含めた内容での計画が必要になると思います。
是非、マラソンでのタイム向上を御考えの方、体幹、筋トレをおこなってみてください。
トレーナー兼コーチ野島
asuka-sports.com