ジュニアトレーニング、サッカーでのスタートダッシュを
いかに速くなれるか。これは現代サッカーではとても重要なポイントです。
しかし、50mは速いが0~5mがなかなか速くならないとご意見少なくありません。
これは実際にはスタートの際の動作に鍵があります。
サッカーは陸上とは違う為に、身体を大きく傾斜することはありません。
しかし、身体を前方に倒そうとする動作は必要です。倒すことが実際出来ないと
速くスタートは出来ません、又重要なポイントは上半身の使い方にあります。
動き出すとき基本は腕から動き出します。腕の方が脚を動かすよりも速く動くことができます。
その為、腕の振りはとても重要になります。
いかに速い腕振りが出来るか。
①腕を速く振るトレーニング
腕を速く振るには、指先の方向が重要です。
写真①のように左手は上、右手は下を向きます。この向きこそが腕を速く振ることに繋がります。
この腕振りが正しく出来ることでいかに速く動くは大きくかわります。
しかし、サッカーの選手では腕、上半身をあまり使わないで動きだす子供さんが少なくありません。
これでは速く動く為に不利になります。
速く動くにはこの腕のスイングはとても重要です。
次に股関節、膝関節、足関節の屈曲動作が必要です。
3つの関節をしっかり曲げて動き出します。
この3つの関節をしっかり動かすことでスタートの時に地面を強く押すことが可能になります。
②3つの関節の動き
3つの関節がしっかりと動くことでスタートは大きくかわります。
しかし、この時重要になるのが頭は膝よりも前方にあることです。そうすることで
脛骨と足首の角度を倒して小さくすることになります。
足首の角度が小さいことで地面をしっかりと踏むことになります。
この角度が大きくなると最初の時に地面をしっかりと押すことが出来にくくなります。
足首と脛骨の角度が小さいほどより地面を斜め下方向への力となります。
この2つがまず大きなポイントです。
最後はスタートの時に膝を地面では進行方向にしっかり向ける意識です。
③膝の進行方向
写真③では膝が前方を向いて足をあげています。この角度がとても重要です。先ほどの
脛骨と足首の角度と共通する所があります。このように膝が前方を向くということが反対側の膝から足首の間
付近を通過することになります。
この膝の向きが出来るだけ進行方向に対して水平に向くことで
地面を強く押すことにつながります。
速く走るにはこの3つのポイントが大切です。サッカーで速く移動するにはいかに
腕を速く振り、地面を強く押すことができることで誰でも速く動くことが可能です。
是非、サッカーの小中学生のお子様のお持ちの親御様、気軽に体験してみてください。
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トレーナー兼コーチ 野島