昨日から、夏休み企画、子供さんの運動能力向上のトレーニングについての投稿を
お届けしております。今日は水泳編。
夏休み水泳教室に通うお子様は少なくありません。
今日はこの水泳から競泳への為のトレーニング方法についてです。
この夏、オリンピックでも競泳は放映されていました。
競泳で速く泳ぐには最近ではプールでのトレーニングは当然ですが、
陸上でのトレーニングもとても重要な要素になります。競泳でも
今日は自由形、バタフライについてです。
この2つは姿勢などが類似しております。
どちらも胸椎の動きが重要になります。
水中で速く泳ぐにはコツがあります。
それは空気抵抗と同じように水の抵抗を少なくすることです。
水の抵抗があるとどうしても前方に大きく進みません。
水中で身体を回旋する動作これが胸椎の回旋動作になります。
①胸椎回旋動作トレーニング
写真①のように泳ぐときには身体特に上半身のねじれが必要です。このねじれが行うことで
水中でに抵抗を減少させることになります。この水中での抵抗を減少さるる為には
胸椎の可動性が必要になります。小学生、中学生では手で泳ぐイメージがあります。しかし、
現実には手で泳ぐと前にはなかなか進みません。身体がねじれない為に水中での抵抗を
強くうけることになる為です。
②身体を回旋させ水中での抵抗を減少させる写真
写真②は自由形での動作です。片手が前方に大きく前に進むには反対側の胸椎は回旋しています。
そのことが前方にある手を更に前にすすめることになるのです。
胸椎の回旋は水中よりもむしろ陸上でのトレーニングをしっかりつむことをお薦めします。
水中では抵抗が大きい為に自分の形で泳ぐことが出来にくい子供さんが少なくありません。
③④胸椎伸展運動
写真③④ではお腹でマットを押して自分の姿勢をつくり胸椎の伸展を行うトレーニングです。
柔軟性が高めるためにはとてもこのような地面にお腹を押して行うことで
お腹のインナーマッスルを活性させることが出来ます。
水中でもお腹の力をしっかりと使うことで泳ぐ時に上半身が落ちなくなります。
水中で上半身がおちてしまうと水中での抵抗が大きくなり
スピードをあげることは出来ません。水中では自分の身体が水面よりも大きく沈まないように
しないと水中での上下動運動が大きくなり速く泳ぐことが出来なくなります。
これは水中での練習だけでは改善出来ない部分でもあります。
しっかりとお腹で水中を押して自分の上半身を引きあげることが重要になります。
また、キック動作の時もキックのバランスと上半身がとれてないとキックがお腹から押すイメージで
行います。そうすることで大きなキックを行いスピードが増します。
⑤⑥股関節を正常に伸展するトレーニング
競泳では泳ぐというより、いかに水中での抵抗を減らして身体の使い方を覚える、
そしてキックの時も腹部インナーを使って行うことでスピードはどんどんあがります。
写真⑤⑥では上半身の腹部の力を使っての身体の引き上げトレーニングです。
身体全身の動作を正しく覚えることで水泳でのレベル向上に繋がります。
是非、水泳での競技力向上を考えの親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島